管理者と経営者
先日、某社の支店長研修を行った。
支店長と言えば、一国一城の主。
経営者としての自覚の下、支店経営を
行う必要がある。
しかし、同時に経営層に対しては、
中間管理者として立ち振る舞う事も
求められる。
つまり、支店長は管理者と経営者の
両刀使いである事が求められる。
そのため、研修プログラムも、両方の
要素を取り入れ、構成した。
管理者から入り、経営者目線へ移行。
その際、大切にした考え方が、セルフ
マネジメント。
部下を管理する前に、自分を管理し
律する必要がある。
その中で、ぶれない軸を構築する過程が
経営者としての能力を培うベースとなって
くれる。
「効率性」を確保するマネジャーから
「革新性」を追求するリーダーへ。
部下を育て、組織としてのシナジーを
創出する。
そのための道筋を示し、暗夜の中の
灯台の光となる。
各自の持てる力を存分に発揮し、
魅力ある人間に育って欲しいと
切に思った。
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