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2018年4月30日 (月)

「日本の偉人たち」読了

昨日、アマゾンから届いた「忘れてはならない
日本の偉人たち」を、読了した。

著者は、故渡部昇一氏。

和気清麻呂から岸信介まで、21人の偉人を
取り上げ、如何に、日本のために尽くしたかを
独自の視点で述べられていた。

共通して言える点は、自分の考えを貫き通した
方々である事。

それも、将来を見通し、誠と思った事を、命を
賭して行動に表している。

この精神を、どのように養ったのだろうか。

多くの箇所で、古事記と並んで、四書五経が
紹介されていた。

その中でも、四書(論語、大学、中庸、孟子)の
影響は、やはり強かった模様。

昔の日本人のバックボーンを、これらの書が
形作ったと言っても、過言ではないだろう。

しかし、現在、これらの書は、ほとんど忘れ
去られている。

故に、現在の日本人は、どこか浮草のよう。
精神の拠り所を失い、さまようばかりのように
ように見える。

道徳教育が見直されているようだが、どこまで
浸透するだろうか。

価値観の失われた民族は、栄えた試しがない。
最後の踏ん張りが効かないと、いざという時に
総崩れになる。

これからの日本は、どうなるのだろう。

古き昔を、懐古しているのではない。
これからの、世界の中での日本を考える場合、
やはり精神的支柱が必要になると思う。

健全な思想で、これが日本という捉え方。
碩学と言われる方の台頭を、期待したい。

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2018年4月29日 (日)

「クリア泡スプレー」でクリア

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先日、何気なしに点けたテレビで、泡スプレーで
蓋に付いたストローを除菌している映像を見掛けた。

「あっ、こんな製品があったのか。」

思わず、心の中で叫んでしまった。

これはいい。
前から、水筒代わりにしているペットボトルの
除菌が気になっていた。

これまでも、ピジョンの「ミルクポン」で除菌して来た。
しかし、液を薄めたり、ボトルを漬け込んだり、
若干、手が掛かっていた。

この泡スプレーだと、ボトル内にスプレーするだけでいい。
手間要らずで、手軽に除菌出来る。

この製品は、花王の「キュキュット クリア泡スプレー」
詰め替え用もあるので、経済的。

今回は、無香料のものを購入。
グレープフルーツやオレンジの香りもあるので、
時には、いいかも知れない。

これから、暑さが、徐々に増して来る。
熱中症対策のためにも、水分補給が欠かせない。

しっかりと除菌して、今後に備えたい。

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2018年4月22日 (日)

「炎の体育会」に興奮した!

昨日のTBS「炎の体育会」で、フェンシングが
取り上げられていた。

太田雄貴さん率いるフェンシングチームと、
アスリート系芸能人の戦い。

驚いたのは、ハンディを貰いながらも、健闘した
芸能人の方々の奮戦ぶり。

宮川大輔さんが、時間内に、25個の6cmの的を
剣で射貫く競技で、とてもいい剣さばきをしていた。
突きで、ほとんどミスがない。

そして、さらに驚いたのが、春日(オードリー)さんの
太田さんを相手にした、実際の試合運び。

一歩も退く事なく、迫力全開で迫って行く。
1本決めた時も、うまく隙を突いていた。
マスクを取った時の汗が、尋常ではなかったが。

また、今回出演したフェンシングチームの顔ぶれも
驚きだった。
日本を代表する、エペとフルーレの選手が勢揃い。

才藤歩夢選手(エペ)
宮脇花綸選手(フルーレ)

見延和靖選手(エペ)
松山 恭助選手(フルーレ)

全員、知る人ぞ知るという、トップの方々。
そして、皆、イケメンと美女ばかり。

日本フェンシング協会の会長である太田氏の
熱の入れようが、この陣容でも分かる。

これを契機に、視聴者の方々に、少しでもフェンシングを
身近に感じて欲しいという想いの表れと感じた。

これからも、フェンシングに関する番組を、
もっと見て行きたいと思った。

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2018年4月19日 (木)

水1.5Lの継続難し

昨年暮れに、主治医から勧められて
平日1.5Lの水を飲むようにしている。

500ccのペットボトルで、3本分。
これが、なかなか難しい。

2本は何とか飲んでいるが、3本飲める日は
毎週1日、良くて2日。

外出するまでに、自宅で1本。
バッグに2本入れて、行く先々で2本。

これで、やっと3本。
しかし、外出時に2本飲めない事も多い。

トレーニング等した時は、さらに1本と
言われている。

ジム内のウォータークーラー等から小まめに
飲んでいるので、分量的には、いっている
かも知れないが。

ジュースやドリンク類だと、どんどん飲める
が、これでは糖分取り過ぎになって、
元も子もなくなる。

飲む理由は、多血気味なのと、体水分を
維持して、健康に資するため。

体組成計に乗るたびに、体水分量の
上下に、本当にびっくりする。

それだけ、水分が吸収され難い体に
なっているという事。
体質だけではなく、腎機能の衰えも
あるのかも。

今後も、健康寿命を延ばすため、出来る事を、
出来るだけ続けて行きたい。

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2018年4月17日 (火)

「友だち幻想」読了

先日、久しぶりに日テレの「世界一受けたい授業」を見た。

その中で、又吉直樹氏が、特別授業として「友だち幻想」
を取り上げていた。

「友だち幻想」は、社会学を専門とする菅野仁(かんの
ひとし)氏の、2008年の著作。

番組の中で、現代の若者が、友達付き合いで挫折する
状況を取り上げ、本に書かれた菅野氏の言葉を、
いくつか紹介していた。

興味深かったので、さっそく購入し、読んでみた。
なるほどと、うなずく点が多かった。

「自分を、100%理解してくれる人はいない。」
「自分以外の他者とは、適度な距離で向き合う。」
※ 人は人、自分は自分という感覚を持つ。

「自分の限界を知る事も大事。」
「言葉を大事にする。」
※ 自分の立ち位置を認識し、自己表現を大事にする。

上記以外にも、たくさんのメッセージが記載されていた。

現実を見据え、客観的に論じている。
しかし、悲観的に捉えているのではなく、与えられた
状況を出発点として、人間的により成長する事を
狙っている。

読んでいる最中、いろいろな事が頭をよぎった。
グレー一色だった高校生活。
大学時代に一緒に旅をした親友との不協和音等。

人が生きていく以上、他者との関わりは避けられない。
うまく行かない場合は、付かず離れず、適度な距離
を保ちながら、和していく事も知恵の一つ。

論語に、以下の言葉がある。

「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」

簡単に言うと、同調ではなく、調和を目指そう
と言う事。

この調和、バランスの取り方が、菅野氏の言う
距離の取り方なのだろう。
これは、人生における永遠のテーマ。

この本も、孫の優真に、将来、友だち関係で壁に
ぶつかった際、ぜひ読んで欲しいと思った。

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2018年4月14日 (土)

「了解」と「承知」の違い

齋藤孝氏の「大人の語彙力大全」を読んだ時、
これは使い方を変えた方がいいと思った言葉
があった。

それが、「了解」と言う言葉。

自分では、きびきびとしていて、歯切れがいいので
これまで、好んで使っていた。
口頭で返事する時も、メール等で返信する場合も。

しかし、了解には、「理解する」と言う意味に加え、
「承認する」と言う意味が含まれているとの事。
そのため、目上の方に使うには適さないと。

「了」承して、理「解」するという事だろうか。

ならば、代わりにどの言葉を使えばいいか。
「承(うけたまわ)る」がいいとあった。

確かに目上の方向けにはいいが、いつも
使うには、少々重たい感じがする。

そこで、思い付いた言葉がある。

「承知」と言う言葉。
「承(うけたまわ)」って、「知」りました。

このように解釈すると、謙譲さを醸し出しつつ
納得したとして、普段から使える気がする。

という事で、最近は、メールで返信する時は、
「承知致しました」を使うようにしている。

言葉のニュアンスは、使う場面やその時の
状況に応じて、微妙に変わるのかも知れない。

相手が、どう受け止めるかが、ポイント。

気を使い過ぎると、関係が硬くなる。
一方、砕け過ぎると、馴れ馴れしくなる。
やはり、バランスが必要なのだろう。

そのためには、語彙の数を多くする事と、
それらの意味をきちんと理解しておく事が
必要。

これからも、言葉使いには、気を配って行きたい。

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2018年4月13日 (金)

1冊だけ選ぶとしたら

現在、壁一面の作り付けの本棚に、沢山の本を
収納している。

それ以外に、ベット下の収納スペースや別室の
書棚にも、資料としての本を保管。
合計すると、かなりの冊数となる。

しかし、先日、背表紙を眺めていて、ふと思った
事がある。

この内、今現在、必要な本が、何冊あるだろうか。

どれも、過去に役立ってくれた本達。
ここにない本は、早々に廃棄済み。

もし、1冊だけ選ぶとしたら、どの本だろう。
この部屋に、再び戻れないと仮定して。

すぐに、思い付いた。

それは、「仮名論語」。
著者 伊輿田 覺氏、出版社 論語普及会
昭和60年9月1日第1刷発行

この本、実は本棚には置いていない。
デスクの上に、置いてある。
大学、中庸、孝経と共に。

これら4冊を、交代々に、毎朝素読している。
2013年4/1から始めたので、もう5年になる。

皆、それぞれに含蓄がある。
しかし、原点は、やはり論語。
読む度に、違った気づきを得る思い。

これからも、いろいろな事を感じ、
様々な事を、学び取って行きたい。

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2018年4月12日 (木)

感激!亀田眞由美ソプラノリサイタル

昨日、亀田眞由美氏のオペラのリサイタルに
横浜みなとみらいホールまで出向いて来た。

亀田氏は、私のオペラの先生の先生。
御年は、70歳代。

しかし、その歌声は、感激の一言!
どうすれば、あの域に達する事が出来るのか。

素晴らしいと思った点を、3つに纏めてみた。

① 表現力
② 艶のある声
③ 最後まで衰える事のない声量

①は、その説得力に驚いた。
前半の日本語の歌「わたしの動物記」には、
すっかり引き込まれた。

②は、低音部も、はっきりと聞こえて来る。
ホール全体に、声が響き伸びて行く感じ。

③は、まさに、体全体が楽器そのもの。
その上、しなやかで、全く力みを感じない。

②③について、学び直す点が数々見つかった。

○ 地声になると言う事は、どこかで力が抜けて
しまっている証拠。
特に、声が出し易い低音部が要注意。

○ 休止符の後も要注意。
先を考えて休止しないと、曲が途切れてしまう。

○ ブレスを、一瞬で行う。
でも、これが出来るようで出来ない。
呼吸筋を、かなり鍛える必要がある。
レッスン時の発声練習も、声を出す練習と言うよりは、
呼吸筋を鍛え、楽器としての体作りを行っていると言う
事なのだろう。
一方、事前に息を吐き切る事も大事。

○ 高音にぶら下がるのではなく、高音を乗り切る。
これは、腹筋を中心に下半身の筋肉を総動員して
上に絞り上げ、高止まりする必要がある。

全て、先生であるMさんに、いつも指摘されている事。
改めて、深く理解する事が出来た。

①は、②③の基に成り立つ。
果てしなく遠い道だが、歩き続けて行きたい。

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2018年4月11日 (水)

孫の慣らし保育終了

昨日で、孫の優真の慣らし保育が終了した。

4/2(月)の保育園入園式後、慣らし保育が開始。
期間中は、早めに退園。
そのため、皆で分担してお迎えに出向いた。

私は、先週の(金)から、連続して(月)(火)の当番。

(金)は、昼食後、お迎えに。
(月)は、昼寝後、お迎えに。
(火)は、おやつの後、お迎えに。

(金)は、夕方まで時間があるため、大好きな新幹線
が臨める、駅前のビル3階の窓際へ向かった。

遥か遠方から近づく、新幹線の列車名を叫ぶ優真。
「よく覚えているな」と共に、「よく見えるな」に感心。
好きだからこそかも知れない。

(月)は、すぐに帰宅して、秋田新幹線「こまち」の
ダンボール製の模型を、一緒に組み立てた。
昨日、「こまち」に一番強く反応していたため、
書店で買って持参したのだ。

完成した「こまち」で、さっそく遊んでいた。
しかし、丈夫とは言っても紙製。
壊れるのは、時間の問題だろう。

(火)は、トミカの「郵便車」を購入して持参した。
前日、帰り道で、停車している郵便車を
二人で観察し、かなり興味を示していたため。
一昨日は、郵便ポストに関心を示していた。

「郵便車」にも、大喜び。
しかし、後ろ扉を無理に開けようとしている。
これも、そのうち破壊されるかも知れない。

一つひとつのものに興味を示す優真。
道を歩いていても、指さして、逐一聞いて来る。
強風で落ちた枝、消化器、横断歩道のボタン等。

その度に、腰を落とし、同じ目線になって答える。
かわいいけれど、疲れもひとしお。

多くのものを吸収して、どんどん成長して行く優真。
今が、一番大事な時かも知れない。
しっかりと認識し、健全な人間に育って欲しい。

「じいじ、大好き」と、早く、はっきりと言って欲しい
ものだ。

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2018年4月 2日 (月)

アンクルウエイト活用

腹筋強化を狙って、昨年12/31から自宅で
取り組んでいるメニューが、マンネリ化して来た。

目標にしたシックスパックも、未だうっすら状態。
体脂肪の壁に、立ちはばまれている。

3ヶ月経った現在、新たな刺激を加える事にした。
パーソナルジムでのメニューの2つ取り入れ。

ひとつ目が、ボールを使ったダブルクランチ。
小さめのビニールボールを伸ばした脚に挟み、
それを伸ばした腕で受け取る。

体をV字に曲げたり、I字に伸ばしたりの繰り返し。
これは、かなり効く。

ふたつ目が、リバースクランチ。
両足首にウエイトを巻き付け、上半身を維持した
まま、脚を大きく上下させる。

ここで活用したのが、ダイビングで使う
アンクルウエイト。

ドライスーツで潜る際、足先にスーツ内の空気が
移動して、脚部が浮かないように足首に巻くのが、
アンクルウエイト。
冬場しか使う事がないウエイトの活用。

1個の重さが500g。
両足首に付けるので、合計1kgとなる。
最初は大した事はないが、20回を越える当たり
から、効き始める。

手近にあるものの有効活用。

これからも、いろいろとアレンジして行きたい。

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2018年4月 1日 (日)

オペラは全身運動

昨日は、イタリアオペラのレッスン390回目だった。

歌う程に、発声の難しさを感じる。
歌っている最中に、どうしても低音部で、普段の
発声に戻ってしまう。

先週、先生から、アドバイスを2つ受けた。

・胸を横に広げるのではなく、上に引き上げる。
・曲の先を考えながら歌う。

胸を横に張ると、音が逃げてしまう。
上に引き上げ、音を鼻の後ろから前頭へ通す。

今に集中すると、音が切れてしまう。
曲の先を考えて歌うと、曲が繋がり音が下がらない。

以前から言われ、頭では分かっていた。
しかし、実行となると、かなり意識しないと難しい。

前回のレッスン後、2点を意識して練習し直した。

前者は、下半身の筋肉も動員しないと、実現は不能。
つまり、全身のインナーマッスルを使う事になる。

後者は、曲の先を捉えて歌うためには、暗譜に近い
状態でなければ、実現は不能。
ならば、覚えてしまった方がいい。

昨日のレッスンは、これらを、特に意識して臨んだ。

結果は、久しぶりにお褒めの言葉を頂いた。
練習の方向性は、間違っていなかった模様。

毎回、分かっている事と出来る事は違うという事を、
身を持って体感している。

焦らずに、出来るようになるまで、一歩一歩
歩んで行きたい。

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