オペラは全身運動
昨日は、イタリアオペラのレッスン390回目だった。
歌う程に、発声の難しさを感じる。
歌っている最中に、どうしても低音部で、普段の
発声に戻ってしまう。
先週、先生から、アドバイスを2つ受けた。
・胸を横に広げるのではなく、上に引き上げる。
・曲の先を考えながら歌う。
胸を横に張ると、音が逃げてしまう。
上に引き上げ、音を鼻の後ろから前頭へ通す。
今に集中すると、音が切れてしまう。
曲の先を考えて歌うと、曲が繋がり音が下がらない。
以前から言われ、頭では分かっていた。
しかし、実行となると、かなり意識しないと難しい。
前回のレッスン後、2点を意識して練習し直した。
前者は、下半身の筋肉も動員しないと、実現は不能。
つまり、全身のインナーマッスルを使う事になる。
後者は、曲の先を捉えて歌うためには、暗譜に近い
状態でなければ、実現は不能。
ならば、覚えてしまった方がいい。
昨日のレッスンは、これらを、特に意識して臨んだ。
結果は、久しぶりにお褒めの言葉を頂いた。
練習の方向性は、間違っていなかった模様。
毎回、分かっている事と出来る事は違うという事を、
身を持って体感している。
焦らずに、出来るようになるまで、一歩一歩
歩んで行きたい。
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