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2018年5月27日 (日)

大いなる自然の息吹に触れて

前泊も含め、3泊4日に渡る小淵沢での研修が、
昨日、無事終了した。

もう、クタクタ。
しかし、木々に囲まれた生活は、爽快感にあふれていた。

宿泊していたペンションから研修センターまで
徒歩で、約20分。
行きは登りで、帰りは降り。

林に囲まれた、ペンション村の中を歩いて行く。

ペンションのマスターからは、鹿やいのししが
出るから、注意するようにと言われていた。
特に、夜は要注意との事。

研修終了は、毎日午後7時。
夕食をセンターで頂いていたので、帰路に就く時間は
いつも7時半を過ぎていた。

外灯がないので、ほとんど真っ暗。
ほんのりとした月明りが、唯一の頼り。

初日は暗がりが不気味だったので、迂回して帰宅。
でも、2日目以降は、思い切って暗路へ。

バッグに常備している緊急時用のミニライトを持参し
先々を、時々照らしながら下って行く。
遭遇すると怖いなと思いつつ、期待も抱きながら。

結局、出会う事は出来なかった。

朝は、かっこうの鳴き声が、目覚まし代わり。
空気も澄んでいて、爽やかそのもの。
水も湧き水で、とても美味しかった。

仰ぎ見れば、雲を従えた八ヶ岳連峰。
まさに、デトックスした感じ。

きつい仕事だったが、一方で大いにリフレッシュ出来た。

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2018年5月16日 (水)

勤務評定と人事評価

4月後半から、例年、管理者の方々を対象に、
評価者研修を行っている。

その際、説明する用語に、勤務評定と
人事評価がある。

勤務評定は、元々は、国家公務員に対し
処遇を決めるために行われていた。

それを、単に処遇を決めるだけではなく、
人材育成を促すために一新されたのが
人事評価。

それらの本質を、一文字毎に捉えながら
説くと、以下のようになる。

勤務評定:
「勤」めなければならない義「務」のある業務に
ついて、上司が「評」して、一方的に「定」めるもの

人事評価:
「人(部下)」が行う仕「事」の結果とプロセスに
ついて、部下と上司が共に「評」し、個人の成長と
組織の成果の創出を図るもの

同じ評するだが、その目的も過程も、全く異なる。

勤務評定は、処遇決定が目的で、評価は手段。
人事評価は、人材育成が目的で、処遇は結果。

この違いを深く理解していないと、人事評価の
名の下に、勤務評定を行う事になってしまう。

その結果、部下が全く育たず、組織の目標達成も
おぼつかないものとなる。

これらが分かっていても、出来なければ意味がない。
「知る」「分かる」だけではなく、真の人事評価が
「できる」管理者へ、自らを育てて欲しいものだ。

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2018年5月11日 (金)

喉痛との闘い

現在、名古屋のホテルに居る。

今日で、今週3社目のお仕事。
神奈川、埼玉、愛知と場所を変えながら
連続4日目。

その中で、喉を痛めてしまった。
正確に言うと、連休中から、その兆候は
始まっていた。

2歳半の孫が遊びに来た時、風邪を
移されてしまったのだ。
完治しないまま、今週に突入。

(水)の午後だけ、若干時間が取れたので
行きつけの耳鼻咽頭科へ伺った。
風邪のウイルスで、声帯の一部が腫れていた。

ここは、先生頼み。
薬を4種類処方して頂き、その日の夜から、
再び、前泊出張へ。

声量を落とし、マイクを使っていても、
気づくと、地声で、大声で訴え掛けている。

熱を込めると、どうしても、こうなってしまう。
ホテルに戻って来て、薬や喉ミストで
喉のメンテナンスに努める。

食事も栄養のあるものを取り、早めに就寝。
体力回復を図り、免疫力を高める。

取り急ぎ、今日と明日を乗り切る事が重要。
しかし、来週も仕事が続く。

関係者の皆様にご迷惑を掛けないよう、
何とか、頑張りたい。

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2018年5月 4日 (金)

孫と楽しもう「ムシ超図鑑」

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先日、孫の優真が来た時、マンションの庭で
ダンゴムシとアリを、ルーペで一緒に観察した。

その後、幼稚園の園庭でも、熱心にダンゴムシ等
を観察していると、先生がネット上の連絡帳に
書いてくれていた。

生き物に、興味を持ち始めた模様。
新幹線もいいけれど、自然の造物にまさる
ものはない。

もっと興味を持たせるために、手ごろな図鑑が
ないか、いくつかの書店を回って探してみた。

すると、とてもいい本が見つかった。
それが、次の本。

「ふしぎ!? なんで!? ムシおもしろ超図鑑」
柴田佳秀著、西東社発行

とにかく、おもしろい。

写真が、一杯掲載されている。
説明も、子供たち向けに、分かり易く書かれている。
その上、漢字には、すべてふりがな付き。

昆虫だけではなく、身近なムシたちが勢揃い。

ダンゴムシ、アリ、トンボ、チョウ、バッタ、テントウムシ
格好いい、カブトムシやクワガタムシも。
少し怖い、ハチやカマキリ、クモ、ゴキブリまで。

実物大の写真や、手づかみのポイントが
記載されているムシもある。

私も、夢中になって、一気に読んでしまった。
優真は、どんな顔をするたろう。
今から、見せる時が、楽しみだ。

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2018年5月 2日 (水)

興味深かった「解体キングダム」

昨日、NHKで放映された「解体キングダム」。
とても、興味深かった。

街で見掛ける、白い覆いの中で行われている
ビルの解体現場。

普通は、中を見る事が出来ない。
その実態を、リポート。
そのように解体していたのかと、感心するばかり。

日本のビルは、耐震構造となっているため、
諸外国のように、爆破で解体する事は難しい。

また、ビルが密集している事もあり、他のビルへの
影響や騒音防止の配慮も、必要になる。

つまり、飛散防止、低音、迅速性等、高度な技が
要求される。

それを、特殊破砕機のついた重機を手足のように
扱い、速やかに解体して行く。

司会の一人であった、TOKIO城島茂さんが、
双腕の重機を運転させてもらっていた。
まさに、ロボットアーム。

車高も、油圧で変えられる。
まるで、解体の申し子のような重機。
必要は発明の母が、現実の姿となっていた。

古民家を、重機の微妙な操作で解体するシーン
もあった。

160年経た木造のりっぱな梁を、傷めないように
木組みから外し、保存して行く。

「解体は別れではなく、新たな出会い」

城島氏の言葉が、妙に納得出来た。

古きものから、新しきものへ。
しかし、古きものへの敬意を忘れない。

とても大事な事を、教えられた気がした。

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