西野監督の覚悟
先日行われたワールドカップサッカーの
予選リーグ最終戦。
西野監督の判断が、様々な波紋を読んでいる。
今回から導入されたフェアプレイポイントによる
かろうじての決勝トーナメント進出。
この勝ちを得るために、最終のポーランド戦では、
0-1で敗退する事を選んだ。
この判断、意思決定論から見ると、まさに
戦略的意思決定に属する。
戦略とは、捨てる事。
それも、切り捨てるのではなく、
涙を呑んで、捨てる。
何かを取るために、全てを理解した上で、
それ以外のものを捨てる。
まさに、覚悟が必要。
西野監督は、決勝トーナメントに進む道を取った。
今回導入されたルールを活かし、敢えて
ポーランドに負ける道を選んだのだ。
これは、凄い決断力の証。
普通だと、なぜ戦わないというスタンドの声を
恐れ、とにかく1点取るために、奔走したはず。
監督の意思を組んで、行動した長谷部主将も凄い。
全てを受け止めて、指示を出し、チームを率いた。
いろいろ言われているが、この決定が評価
されるか否かは、決勝トーナメント第1線ベルギー戦
に掛かっている。
しかし、監督・選手達には、これまでと同様、冷静に
戦って欲しい。
それが、本当のプロだ。
今夜、 27:00が待ち遠しい。
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