久しぶりの「プロフェッショナル 仕事の流儀」
先週、久しぶりに、NHK総合の「プロフェッショナル
仕事の流儀」を視聴した。
以前は、毎週観ていた。
しかし、ここ数年は、ご無沙汰状態。
今回も、出張先のホテルでテレビのスイッチを
入れた時、たまたまタイトルが映し出された。
「人工ボディ技師・福島有佳子」
人工ボディって何だ。
タイトルに興味を惹かれ、そのまま観続けた。
人工ボディとは、事故等で失った体の一部を補う
シリコン製のボティパーツだった。
テレビに映し出されたパーツが、圧巻だった。
血管やしわ、肌の質感までが、リアルに再現
されている。
腕や手や指先、脚や足先。
爪は、本物そのもの。
顔面半分もあった。
どれも、まったく自然。
色合いも、その方の部位に合わせているとの事。
その上、体と連動する部位は、動かす事が出来る。
これは、もう芸術品。
作り上げるのに、どれだけの努力があっただろう。
「相手の喜ぶ笑顔が見たい。」
この一心だと、福島さんは語っていた。
使命を全うするため、全て一人で作るとの事。
自分の技におごりたかぶらず、その度に、相手を思い
考え抜き、思考錯誤を繰り返して、パーツと向き合う。
私も、見習いたいと思った。
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