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2018年11月18日 (日)

発達障害を学ぶ

先日、「発達障害の基本知識を学ぶ」というタイトル
のセミナーを受講して来た。

発達障害の方は、生まれつき、脳の発達が通常と違っている。
いわゆる、病気の範疇ではない。
そのため、「症状を直す」という言葉は、相応しくない。

「特性を活かす」という接し方が必要だと学んだ。

職場の管理者になったつもりで、受講していた。
部下に、発達障害の方を擁した場合、どのように
対応すればよいかを考えながら。

結論から言えば、対応策の見当がつかなかった。

発達障害と言っても、そのタイプは多岐に渡っている。
自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害、
学習障害、チック障害、吃音(症)等

同じ障害を持っている人でも、全く違って見える事がある。
また、同じ人が複数の発達障害を持っている事もある。
つまり、個人差が大きく、千差万別。

これでは、想定で対応策を検討する事は、至難の技。

その場で、その方の特性をしっかりと把握し、
その特性を活かす方法を、必死で考えるしかなさそう。

しかし、これらを、現在の職場の管理者に任せる事は
ほぼ不可能だろう。
ただですら忙しく、部下育成も出来ていないのが現状。

採用する人事が中心となって、社内のどの仕事に適性
があるか見極め、配置を決める必要があるだろう。

その上で、配属先の管理者の対人能力の見極め・教育、
職場メンバーへの事前説明等、手を尽くす必要性を感じる。

発達障害の方を職場に受け入れる。
大きな課題を突き付けられ、かなり疲れを感じるセミナー
となった。

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