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2018年12月13日 (木)

全日本フェンシング選手権大会が熱かった!

12/9(日)に行われた、全日本フェンシング選手権大会
の決勝戦。
これまでの試合を一新する、革命的な演出だった。

仕掛け人は、31歳で日本フェンシング協会会長となった
太田雄貴氏。

オーディエンスオリエンテッドとアスリートオリエンテッドを
掲げ、「観せる」と「分かり易さ」の演出を、いろいろ試みていた。

そのために選んだ会場が、東京都新宿区の東京グローブ座。
普段は、演劇やコンサートが行われている劇場。

当日は、出張の移動日だったため、新幹線の中で、
フルーレの男女決勝だけ、ネットで視聴した。

「観せる」で、まず驚いたのが、試合の間ごとに行われた、
ダンサーによるフェンシングのパフォーマンス。
剣を持って、派手なタップダンスを踊っている。

また、バックスクリーンに、観客の歓声の大きさを
波形にして表し、盛り上がりを図っていた。

「分かり易さ」としては、ポイントを取った選手の
ピスト側面等が、LEDで光る工夫。
これは、これまでのオリンピックでも採用されていた。

感心したのが、バックスクリーンに、選手の紹介や
得点だけではなく、心拍数まで表示されていた事。
200近くまで上がる選手も居り、白熱感を数字で確認。

また、剣先の動きを、ライトの軌跡で示していた。

ここまで来ると、まさにショーのような感じ。
観る方も、演じる方も、乗らない訳がない。

しかし、一方では、ここまで見世物にしていいのか等の
声も上がっているだろう。

「観せる」と「分かり易さ」のバランス。
難しいかも知れない。

でも、フェンシングという日本ではマイナーの競技を
少しでも身近に感じてもらうには、チャレンジあるのみ。

今後も、太田雄貴会長が率いる日本フェンシング協会の
動きに、注目して行きたい。

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