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2018年12月 3日 (月)

「理」と「情」のバランス

日経ビジネス最新号の「賢人の警鐘」ページに
ヤオコー会長である、川野幸夫氏のコメントが
掲載されていた。

「理だけでも、会社は回らない。理があって、
それを情が包んで動かして行くのが、会社
なのだと思う。」

「会社の目標自体が、論理と言えるのでは
ないだろうか。」

「ただ、目標に向かって一人ひとりが情熱を
傾けて働いてくれるかを決めるのは、経営者の
人柄や思想といった情の部分だと思う。」

「AI(人口知能)の技術は、長足の進歩を遂げており
論理的な経営判断であれば、AIだけで出来て
しまうかも知れない。

「しかし、AIの論理的な判断だけで人がついて
行くかというと、必ずしもそうとは限らないだろう。」

「想いを強く持ち、理を生かしてその想いを実現
して行く事が大事だ。」

「AIが進化すればする程、情や想いを深めて
行かなければ、バランスが取れない。」

「経営者は、働いている人たちに、何度も繰り返して
その会社の理念を伝えなければならない。」

「一緒に働いている人たちに理念を伝えるためには、
自分自身に本気の想いがなければならない。」

「今こそ、企業経営の情を、しっかりと考える時代
なのだろう。」

「経営者やリーダーにとっては、自分の生き方や
人生の哲学が、これまで以上に問われる事になる。」

まさに、我が意を得たりという言葉の数々。

問題は、これを行動に移す事。
分かっただけでは、全く評価に値しない。
さらに、研鑽を続ける必要がありそうだ。

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