「発声を科学してみる」を徹底研究
イタリアオペラのチャレンジが、新たな世界を
迎えている。
昨年12月の発表会後、課題曲として選んだ曲が
今までにない高音を含んでいる。
バリトンの私には、かなり手強い。
習い始めた10年前から、発声については
かなり指導を受けて来た。
それらを、徹底して実践する必要がある。
そこで、さらに高みを目指すため、発声のしくみを
理論的に知りたいと思うようになった。
先生から経験的に教わった内容を、理論的に
解説している資料はないか、ネットで数日掛けて
探した。
その結果、見つけたのが「発声を科学してみる」。
著者は、現役オペラ歌手である塩塚隆則氏。
前歴がエンジニアのため、かなり理論的。
先生にも内容をご覧頂き、正論である事を確認。
その上で、何度も読み返した。
体の使い方で、具体的にどのように解釈すれば
よいか疑問な点は、先生に確認する事も行った。
レッスン時に、改めて気づいた点を意識して実行。
約1か月、試行錯誤を繰り返し、コツが掴めて来た。
少しずつ、高音が出るようになって来た。
しかし、まだまだ苦しい。
すぐに喉に頼ってしまう。
体全体を使うには、さらに研鑽が必要。
どこまで習得出来るだろうか。
焦らずに、チャレンジを続けたい。
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