知情意を育成に活かす
渋沢栄一の「論語と算盤」に出て来る「智情意」。
そこでは、次のとおり語られている。
強固な「意志」の上に、聡明な「智恵」を加え、
「情愛」がこれを調節する。
これら3つをバランスよく配合して、大きく成長
させて行ってこそ、初めて完全な常識となる。
この解釈は、かなりハイレベル。
そして、実行はさらに難しい。
これを、3歳の孫を育成する場合の指標として、
以下のとおり解釈し直してみた。
博学な「知識」、豊かな「感情」、強い「意思」
まず、好奇心を大事にし、そこから様々な観点に
立ち、幅広い知識を与える。
その上で、いろいろなものに触れる中で、
感動体験を共有し、心を養う。
さらに、何かに立ち向かう過程で信念を磨き、
自分なりの軸を作って行く支援をする。
これは、ものの分別が付いて来る3歳から、
とても大事な捉え方だと思っている。
特に、子供、特に幼児を見ていると、
その潜在能力に計り知れないものを感じる。
この可能性を、出来るだけ引き出して上げたい。
孫の可能性を引き出す過程で、実は、自分の
潜在能力を引き出す事に役立つと考えている。
教え、教えられの繰り返し。
孫と共に、今後も引き続き成長して行きたい。
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