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2019年3月12日 (火)

天地人の3条件

致知出版社のメルマガに、作家である童門冬二氏による
藤田東湖の話しが掲載されていた。
以下は、その要約。

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藤田東湖は、水戸徳川藩の藩士だった方。

西郷隆盛に、大いなる思想的影響を
与えた人物と言われている。

しかし、立場上、公には「尊皇敬幕」という
曖昧な思想を掲げざるを得なかった。

物事の達成には、3つの条件がある。
それが、天の時、地の利、人の和。

天の時というのは、「運」。
地の利というのは、「条件」。
人の和というのは、「リーダーシップ」や「結束力」等。

水戸徳川家には、この3条件が欠けていた。
この3条件がことごとく、東湖の思想を妨げる壁に
なっていた。
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藤田東湖は、何とも歯がゆい思いをしただろう。

この3条件、実は、「孟子 公孫丑(こうそんちゅう)篇
第二章句下」に記されている。

天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
:戦う時は、「天候」に恵まれるよりも、有利な「地形」に
陣を構える方が重要である。
有利な「地形」に陣を構えるよりも、「兵士の気持ち」が
一つになっている方が重要である。

童門氏は、天候、地形、兵士の気持ちを、
運、条件、リーダーシップ等に置き換えた。

ここに、中国古典の醍醐味があるように思う。
自らの意図を込め、活きた言葉として活用する事で
改めて古典が生きて来る。

童門氏に習い、古典を習いとして行きたい。

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