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2019年5月25日 (土)

人生の基礎をつくる国語

ひとつの内容を表現する際、言葉を使う。
その言葉の使い方によって、思考が影響を受ける。

美しい言葉を使うと、素直で前向きな思考に。
悪しき言葉を使うと、邪悪で後向きな思考に。

そのため、優れた文章に数多く触れ、言葉を
たくさん知る事が、まず重要となる。

出来れば、人格形成が始まる幼少期から
触れる事が望ましい。

この観点から見ると、齋藤孝氏が今回著した
「こくご教科書小学1年生」は、いい教材だ。

齋藤氏曰く、

国の土台をつくるもの、
それは思考力だと思います。
そして思考力の土台になるのが母語、
日本人であれば日本語です。

母語で思考することをしっかり認識するところから
すべてが始まるのです。

その意味で、思考力とは言語の運用能力
ということもできます。

そして思考力を育み、
母語の運用能力を高める教科である国語は、
他のすべての教科の基礎になるだけでなく、
人生の基礎になるといってもいいでしょう。

さっそく購入して、まず自分が読んだ。
「走れメロス」の他、名作の一部が掲載されていた。

その上で更に思った事は、子供が興味を持った
作品のどれかでいいので、1冊を読み通す事。

文脈から伝わって来る感動が、言葉の習得に
止まらず、感情を豊かにしてくれる。

最初は、親のサポートが必要だろう。
しかし、親子で感動を共有する思い出は
お互いの一生の宝となるに違いない。

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