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2019年5月24日 (金)

話しに引き込む3大要素

私の知人が、SNSで、作家の橋田壽賀子氏の
言葉を掲載されていた。

「私の履歴書 橋田壽賀子」19.5/18(土)日本経済新聞

・テレビの世界では、視聴率は絶対的なものと思われている。
 しかし、私はあまり気にしない。

・私が書くものは、辛口ドラマと呼ばれるようになるのだが、
 確かにドラマで問題提起をして、視聴者の共感を呼ぶのは
 容易ではない。

・でも、
 ①身近なテーマ
 ②展開に富んだストーリー
 ③リアルな問題点

・この3つの要素を持っていれば、必ず視聴者の心を掴む
 事が出来る。

これは、素晴らしい着眼点。
何かを相手に伝えようとする場合、このポイントを踏まえて
構成すれば、相手を話しに引き込む事が可能となる。

研修の場でも、考えてみれば、このステップで話しを進めて
いる事に、今更ながら気がついた。

これは、作家の井上ひさし氏の言葉と重なる。

①むずかしいことを、やさしく (身近な(やさしい)テーマ)
②やさしいことを、ふかく (展開に富んだ(味わい深い)ストーリー)
③ふかいことを、たのしく (リアルな(思わず楽しくなる)問題点(の発見))

ある事柄の問題点を自ら発見出来れば、その後
自分から進んで解決策を探ろうとする気になる。

本気にさせる。

これからも、①②③を意識して、研修を進めて行きたい。

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