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2019年6月21日 (金)

即断、即決、即実行

物事を意思決定したり、行動する際、
大事にしたい3要素がある。

それが、「即断、即決、即実行」。

環境変化が激しい昨今、これらは重要度を増している。

しかし、言うは易し、行うは難し。
いざと言う時に、迷ったり、たじろいだりしてしまう。

そうならないためには、日頃の取り組みが肝となる。

・視野を広く持ち、活きた情報を常に入手しておく。
・その上で、先々を見通し、問題が発生した場合の
 対応方法を、 シミュレーションしておく。
・更に、何が起こっても動じない精神性を養っておく。

つまり、準備が全てという事。
まさに、備えあれば、憂いなし。

特に、3つ目の要素である「即実行」のハードルが高い。

行動に移せば責任が表面化し、後戻りが効かない。
修正するにしても手戻りが生じ、ただでは済まない。

しかし、敢えて行動する。

ここでは、勇気が試される。

論語でも、君子には、智・仁・勇が必要とされている。
勇気を支えるものは、揺るぎない信念。

「即断、即決、即実行」を完結させるためにも、
自分のぶれない軸を、磨き続けて行きたいものだ。

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2019年6月20日 (木)

学問の4つの段階

致知出版社から、興味深い記事がメールで
送られて来た。

それが、学問の4つの段階。

「蔵学」(ぞうがく)
「修学」(しゅうがく)
「息学」(そくがく)
「遊学」(ゆうがく)

「蔵学」は、ひたすら取り入れ、蓄積する段階。

「修学」は、「修」に背中を流して美しくする意味が
あるので、蔵した学びを整理し直すという段階。

この2つの段階を過ぎると、学びが呼吸をする
ように自然なものとなる。
この段階が、「息学」。

そして、さらには学びが自己と一体となる。
この段階が、「遊学」。

「遊」というのは、自在の境地という事。
ちなみに、「遊」は楽よりも上の境地。

「楽」は、まだ相対の世界。
苦があって楽がある。

しかし、「遊」は相対するものがない。
絶対の世界。

この4段階目に到達された方に、伊與田覺先生が
いらっしゃる。

先生曰く、

「自己自身を修めるには、あまり効果を期待せず、
 静々と人知れずやられるといい。
 それを続けて行くと、風格というものが出来て来る」

自分を見詰め、内省を繰り返し、自分を高めて行く。
蔵・修・息・遊を極めるべく、努力を重ねて行きたい。

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2019年6月19日 (水)

孫とジブリ美術館へ

先日、ジブリ美術館に、初めて行って来た。
それも、大好きな孫と共に。

孫達は、12:00入館で一足先に。
私は、午前中に用件があったので、
14:00入館の枠で出向いた。

入館を待つ列に並んでいると、建物の窓に孫の姿が。
手を振る姿に、手を振って応える。
その後入館したら、孫がホールにお迎えに。

「じじ、ロボット兵を見に行こ。」

いきなりのお誘い。
ロボット兵とは、「天空の城ラピュタ」で出てくる、
城を守る守護兵。

以前、次女から聞いていた話しでは、優真は
ロボット兵を怖がっていたはず。
成長したという事か。

「ロボット兵は、どこに居るの。」
「こっちだよ。」

人混みを縫って、どんどん進んで行く。
狭い通りを通り、急な階段を登り。
館全体が、迷路のよう。

ロボット兵は、屋上に居た。
大きな体の上、とてもリアルで、今にも動き出しそう。

「優真、ロボット兵は、夜、誰も居なくなると、
 動き出すんだよ。」
じーっと、ロボット兵を見詰める優真。

後で次女に聞いた話しでは、帰宅してから、
ずうとロボット兵は夜になると動き出すと言っていたそう。

夢を求める、心豊かな子供に育って欲しいものだ。

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2019年6月 8日 (土)

「金のミルク」で元気回復

糖質制限をしている中で困るのが、
研修終了後のパワーダウン。

研修中は一心不乱に話しているため、
疲れを感じる事は少ない。

しかし、帰宅途中の電車の中で、
どっと疲れが出て来る。

退勤ラッシュに重なった時は、悲劇。
重たいバッグを抱え、ひたすら耐える。

このような場合は、やはり糖分補給が必要。
疲れを残していると、明日の仕事にも影響する。

先日、管理栄養士のYさんに、対応策を相談した。

「アーモンドチョコの小袋は、如何ですか。」
「いいと思いますが、Iさんは一気に食べて
 しまいそうですね。」
「ならば、飴の方がいいでしょうか。」
「そうですね。飴ならば、時間を掛けて頂けますね。」

血糖値が急激に上がる状況は、私の場合、
特に避けなければならない。

そこで選んだのが、「金のミルク」。

カンロが販売している、ミルクキャンディ
ブランド売上No1の商品。

乳脂肪分14.6%の濃厚な味わい
香料・着色料不使用
1粒4.0g当たり、炭水化物3.11g/18kcal

これは、体にやさしい成分だ。

今は、背広の小ポケットに、いつも2個忍ばせている。
帰宅途中、エネルギーが切れそうな時に頂く。
口に甘さが広がり、気分も落ち着く。

今後も、有効に活用して行きたい。

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2019年6月 7日 (金)

戦略が意味する事とは

「戦略」という言葉、よく聞くが、
その意味は、分かったようでよく分からない。

私は、戦略の『本質』を、次のように捉えている。
「捨てる」、それも、ただ切り捨てるのではない。
"涙を飲んで"捨てる。

全てが分かった上で、これを取って、これを捨てる。
関係する者の利害を把握した上での決断が求められる。
これには、大いなる覚悟が必要。

一方、『方法』論から見ると、以下のように捉えられる。
「戦いを略(はぶ)く」。

孫子の兵法に、「戦わずして勝つ」という言葉がある。
戦わずに勝利出来るならば、それに越した事はない。
そのためには、"知恵を絞る"事が大事。

以上、2つの見方に、共通する事がある。
それが、関係する者の情報を、事前に把握する事。

自分の判断によって生じる、関係者の利害を事前に
把握する。

組織の内外に渡り、どこまで視野を広げて把握出来るか
が、判断の質を左右する。
その上で、検証を重ねた後に、決断する。

また、戦いの前に勝利するためには、事前における
自他の能力の把握が、特に重要。

知恵を出して、勝てる土俵に相手を引き込み、
戦いと同時または戦う前に降参させる。

どの場面でも試されるのが、自分のぶれない軸「自分軸」だ。

自分軸が、決断したり、知恵を生み出す源泉となる。
戦略的意思決定とは、自分軸なくしてはあり得ない。

しっかりと、磨いて行きたいものだ。

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2019年6月 6日 (木)

対処コストと残存コスト

コーポレートガバナンス(企業統治)の本を
読んでいた際、興味深い観点を知った。

それが、「対処コスト」と「残存コスト」。
エージェンシー問題を取り扱った章で出て来た。

エージェンシー問題とは、委託者(プリンシパル)と
代理人(エージェント)の間で発生する問題を指す。

株式会社で言うと、株主と取締役等の関係となる。
資本家である株主が、経営を取締役等に委託する。
しかし、両者の利害は、必ずしも一致しない。
そこに、いろいろな問題が生じて来る。

本では、分かり易いように、競馬素人のB君が
競馬玄人のA君にお金を渡し、当たり馬券を
買う事を委託する例が記載されていた。

その馬券が外れた際、以下の「情報格差」により
不信という問題が生じて来る。
① B君は、A君が本当に馬券を買ったか分からない。
② B君は、A君がどの馬券を買ったか分からない。
③ A君の競馬知識は、B君よりも勝っている。

「信頼関係」が低いと、両者間の不信は大きくなる。
不信を避けるために、例えば、馬券を買った時点で
カメラで撮り、事前にB君に送る等が考えられる。
そうすれば、①②は、解消される。

しかし、③は手ごわい。
A君は、自分の競馬知識等能力が低くない事を、
何らかの方法で、B君に証明しなければならない。
でも、完全に不信を解消するには、かなり労力を要する。

不信の解消に要するB君の労力を、対処コスト、
それでも残るA君の不信を、残余コストと言う。

残余コストを限りなく小さくするためには、
対処コストを限りなく大きくするしかない。
馬券を買った時点での対応では、限界がある。

馬券を買った時点ではなく、買う前の、日頃の
「信頼関係」構築の努力が、大事という事だろうか。

コーポレートガバナンスも、行き付く先は、
やはり「利他の精神」であるように感じた。

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2019年6月 3日 (月)

義務と責任の関係

研修の内容を検討している時、言葉の意味を
はたと考える事がある。

今回立ち止まったのが、義務と責任の関係。
どのように理解すればいいのか。
これまで、漠然と捉えていたような気がする。

自分なりに、以下のように整理してみた。

義務とは、法的または社会通念上、
「しなくてはならない」または「してはならない」こと。
納税の義務とか、酒気帯び運転とか。

責任とは、「義務を果たさなかった時に負う責め」のこと。
賠償責任とか、説明責任とか。

義務は、行う前に示されているもの。(事前提示)
責任は、行った後に生じるもの。(事後発生)

一番違いが分かる言葉は、「責任を取る」かも知れない。

「取る」は「負う」という意味なので、「責任を取る」は、
「しなくてはならない」ことを「しなかった」責めを負う
という意味となる。

確かに、「義務を取る」(しなくてはならないことを負う)
とは言わない。
言うとすれば、「義務を守る」だろう。

普段、言葉は何気なく使っている。
しかし、時にはよく吟味してみる事も大事。
すると、思考が明確になり、深さが増すように思う。

これからも、時々立ち止まって考えるようにしたい。

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2019年6月 1日 (土)

シャワーの不具合を修理

我がマンションに入居して、16年が経過した。

そろそろ、いろいろな所に不具合が生じ始めた。
これまでに対応したものは、以下のとおり。
① 給湯器交換
② トイレタイマー式壁スイッチ交換
③ 水栓ハンドル2か所交換

①は、業者へ委託。
しかし、②③は型番を調べて、自分で修理した。

そして、今回は、バスのシャワーホースを交換。
一時は、混合水栓そのものを交換して欲しいと
いう妻の声もあった。

しかし、詳しく調べたら、水漏れはシャワー
ホースのパッキンの老朽化である事が判明。

本来は、パッキンのみを交換すればよかった。
しかし、硬くなり、外す事が出来なかった。
そのため、ホースごと交換する事にした。

ホース現物をDIYに持参して、製品を探した。
幸いにして、同メーカーのものが見つかった。

KVK社製 PZKF2SIL-2(1.6m)
防カビ剤入りホース

本来は、1.8mのものが欲しかった。
1.6mでは、シャワーフックにやっと届く感じ。

そこで、シャワーフックも購入。

SANEI社製 PS30-35-W
吸盤式

ユニットバスなので、ビス止めは避けたい。
吸盤式はどうかと思ったが、心配は無用だった。
ピタッと吸着して、全くずれない。

今回も、試行錯誤しながら対応した。
しかし、やれば結構出来るもの。

今後も、出来る限り、自分で対応して行きたい。

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