学問の4つの段階
致知出版社から、興味深い記事がメールで
送られて来た。
それが、学問の4つの段階。
「蔵学」(ぞうがく)
「修学」(しゅうがく)
「息学」(そくがく)
「遊学」(ゆうがく)
「蔵学」は、ひたすら取り入れ、蓄積する段階。
「修学」は、「修」に背中を流して美しくする意味が
あるので、蔵した学びを整理し直すという段階。
この2つの段階を過ぎると、学びが呼吸をする
ように自然なものとなる。
この段階が、「息学」。
そして、さらには学びが自己と一体となる。
この段階が、「遊学」。
「遊」というのは、自在の境地という事。
ちなみに、「遊」は楽よりも上の境地。
「楽」は、まだ相対の世界。
苦があって楽がある。
しかし、「遊」は相対するものがない。
絶対の世界。
この4段階目に到達された方に、伊與田覺先生が
いらっしゃる。
先生曰く、
「自己自身を修めるには、あまり効果を期待せず、
静々と人知れずやられるといい。
それを続けて行くと、風格というものが出来て来る」
自分を見詰め、内省を繰り返し、自分を高めて行く。
蔵・修・息・遊を極めるべく、努力を重ねて行きたい。
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