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2019年6月20日 (木)

学問の4つの段階

致知出版社から、興味深い記事がメールで
送られて来た。

それが、学問の4つの段階。

「蔵学」(ぞうがく)
「修学」(しゅうがく)
「息学」(そくがく)
「遊学」(ゆうがく)

「蔵学」は、ひたすら取り入れ、蓄積する段階。

「修学」は、「修」に背中を流して美しくする意味が
あるので、蔵した学びを整理し直すという段階。

この2つの段階を過ぎると、学びが呼吸をする
ように自然なものとなる。
この段階が、「息学」。

そして、さらには学びが自己と一体となる。
この段階が、「遊学」。

「遊」というのは、自在の境地という事。
ちなみに、「遊」は楽よりも上の境地。

「楽」は、まだ相対の世界。
苦があって楽がある。

しかし、「遊」は相対するものがない。
絶対の世界。

この4段階目に到達された方に、伊與田覺先生が
いらっしゃる。

先生曰く、

「自己自身を修めるには、あまり効果を期待せず、
 静々と人知れずやられるといい。
 それを続けて行くと、風格というものが出来て来る」

自分を見詰め、内省を繰り返し、自分を高めて行く。
蔵・修・息・遊を極めるべく、努力を重ねて行きたい。

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