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2019年7月22日 (月)

専任職と専門職

現在、いろいろな組織にお伺いして、研修の
お打ち合わせをさせて頂いている。

評価者研修等では、上司・部下の関係を確認する
ため、人事制度の理解は、必須となる。

ある会社で、専任職と専門職という職種があった。
先方の説明をお伺いし、以下のように理解した。

専任職は、スーパープレイヤーを目指す職種。
専門職は、スペシャリストを目指す職種。

共に、その道のプロフェッショナルを目指す点では
同じだが、違いもある。

専任職は、プレイヤーなので、管理職にはなれない。
専門職は、管理職になれるが、部下を持たない。

専任職は、個人の立場で、技を磨き続ける「匠」の世界。
専門職は、組織の領域で、智恵を授ける「師匠」の世界。

高度な知識や技能・技術を持っている点は同じ。
しかし、周りに及ぼす影響度が違って来る。

内に向かう個人志向か、外に向かう組織志向か。

しかし、よく考えると、両者ともハイレベルになると
周りに与える感化力は、同じとも考えられる。
そこに行く着くまでの道のりが、違うだけ。

極めた方々は、その人徳がものを言う。
そこに居るだけで、影響を受ける。

ちなみに、総合職は、ゼネラリストを目指す職種。

人徳を身に付ける面から考えると、返って
総合職の方が、難しいかも知れない。
広く浅くになってしなう可能性もあるからだ。

要は、本人がどの程度、目の前の仕事に真摯に
取り組むかに係わっているのかも。

職種を超えた所に、本物の世界が横たわっている。

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2019年7月21日 (日)

受け流しの極意

人とコミュニケーションをする場合、よく言われる事が、
まず相手の言う事を傾聴する事。

その真意が分からなければ、その先へ進む事が出来ない。
特に、相手の育成や支援を念頭に置く場合は、
積極的傾聴が必須となる。

一方、真意を図りかねる場合もある。
特に、相手が本心を隠し、悪意を持って接して来る場合。
こちらの状況を探る事が狙いの場合等が、これに当たる。

このような場合に、どのように接すればいいのか。
一言で言えば、相手にしないという事。

しかし、その場合も、具体的な対応の仕方については、
工夫を要する。

1つ目は、無視する方法。
しかし、これは、相手の敵意を強くさせる場合がある。

2つ目は、反問して逆襲する方法。
これは、高等技なので、容易には発動出来ない。
火に油を注ぐ結果になる可能性もある。

3つ目は、受け流す方法。
一旦受け止めながらも、右に左に交わして行く。
柳に風の対応。

3つ目が、一番無難な方法かも知れない。
しかし、これも、相手の正体が分からない状態では、
万能ではないだろう。

という事は、やりとりをしながら、相手の本性や
目的を見抜く必要があるという事になる。

探りを入れて来る相手に、逆に探りを入れる。
それも、さりげなく。

受け流しながら、相手のサインを見逃さない。
まるで、ミッションインポッシブルの世界。

これは、世渡り上手の極意にも通じそうだ。

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2019年7月20日 (土)

知識の前に意識

致知出版社のメーリングリストに、
「トヨタ生産方式」の生みの親である
大野耐一氏の言葉が紹介されていた。

「知識を与える前に、意識を植えつけろ」

知識は確かに有効。
しかし、常にある事象を前提としている。
その事象が変われば、もうその知識は使えない。

環境変化が激しい昨今、自ら考える意識が必要。
上記の言葉は、それを指していると思った。

置かれた状態における、よりベターな解を
求め続ける意識づけだ。

より広い「問題意識」を持たせる。
その上で、「当事者意識」を喚起する。

また、高い視座に基く「役割意識」を醸成する。
それが、やがて「危機意識」につながる。

意識にも、いろいろある。

管理者は、部下の能力開発と共に
意識の深化を図っていく事が大事。

まさに、個別対応が、求められている。

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2019年7月19日 (金)

リーダーのコミュニケーションとは

日経ビジネスに、イトーヨーカ堂元社長の亀井 淳氏が
リーダーのコミュニケーションについて、コメントされていた。

「ピンチはピンチでしかない。」
「努力して、ピンチの状態をチャンスに変えるしかない。」

「最も重視したのが従業員とのコミュニケーション。」
「顔をつき合わせて話し合う事を心掛けた。」
「しかし、これが、なかなか難しい。」

そのとおり。
こちらの意図を、部下が納得するように伝えるのは
まさに至難の業。

「話しを聞いた人間が、具体的な行動を起こしてこそ、
 コミュニケーション。そうでなければ、ただの伝言。」

知る事と出来る事は、大違い。
知っただけでは、世の中では評価対象外。
行動してこそ、初めて評価の対象となる。

そのためにも、相手の分かる言葉で、動機づける事
が重要。
心に火が付かなければ、自ら進んで動きだす事はない。

「あらゆる組織は、個人が源泉。」
「一人ひとりの従業員が、会社を良くする機会に気づき、
 行動を起こせるかが、会社の将来を決める。」

まさに、行動ありき。

前提として、管理者は、組織のビジョンを自らの言葉で
語り、中長期における見通しを示して、部下の共感を
得ておく事が重要。

その上で、初めて個別のコミュニケーションが意味を持つ。

これらが、どの程度、各社で実行されているのだろうか。
変化の時代、リーダーは、ぜひ立ち向かって行って
頂きたいものだ。

それらの努力が、自分という人間を育てる礎となって
くれるのだから。

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2019年7月18日 (木)

リベラルアーツとは

リベラルアーツの研修の相談が、舞い込んで来た。

リベラルアーツとは、一般教養と訳される事が多い。
応用問題を解くための、ベースとなる知識・教養の意味。

この際、語源を調べてみた。

リベラルアーツの語源は、ギリシャ・ローマ時代に源流を持ち、
ヨーロッパの大学で学問の基本だと見なされた7科目の事との事。
文法、修辞学(弁論術等)、論理学、算術、幾何学、天文学、音楽

古代中国では、六芸(りくげい)がこれに当たると思われる。
周時代に行われ始めた、士(中堅の役人層)以上の身分の者
が学ぶべき6種の技芸。
礼(作法)・楽(がく)(音楽)・射(弓術)・御(ぎよ)(馬術)・
書(書道)・数(数学)。

現代のマネジメントの世界で、必要とされる能力は、
リーダーシップ力、コミュニケーション力、
目標管理力、問題解決力、
部下育成力、職場活性化力、動機づけ力の7つが挙げられる。
これらは、いわゆるスキルと言われるもの。

スキルを真に発動するために必要な基本的な要素として
人間力が挙げられる。
これを、リベラルアーツを通して磨いて行く事が重要。

幅広くかつ深く考える習慣を、リベラルアーツを通し
身に付ける。謙虚に学び取るのだ。

人間力の上に、自分のぶれない軸(自分軸)を形成する。
そこで初めて、上記のスキルが輝きを放つ。

リベラルアーツを難しく考える必要はない。

リベラル(liberal):自由、アーツ(arts):技術/学問/芸術
つまり、「人を自由にする学問」という意味となる。

教養を身に付けていれば、人間は自由に発想や思考を
展開して行く事が出来る。

自分軸を保持しながら、縦横無尽に判断し行動する。
環境変化がさらに著しくなる今後、切磋琢磨して
身につけて行きたいものである。

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2019年7月17日 (水)

女性活躍推進について

日経ビジネスの経営者等賢人のコラムは、
本当にいろいろな事を考えさせてくれる。

今回も、女性活躍推進について、ヤオコー会長の
川野幸夫氏の考え方に、深く共鳴した。

「当社では、パート従業員の方々を、以前から
「パートナー」と呼んで来た。」

これは、私が部下をパートナーと考えて欲しい
と管理職の方々に訴えて来た事に通じる。

「正社員とパートナーでは、賃金に差がある。」
「ただし、当社のパートナーには、空いた時間を
 有効に使って仕事をしたいという人が多い。」
「いわゆる不本意非正規社員ではない。」

「重要なのは、性別や雇用形態に関係なく、
 従業員に働き甲斐を感じてもらう事。」
「パートナーの方々は、地域のニーズや慣習に長けている。」
「この力をお客様に向けて活かしてもらう事が、
 店舗の魅力につながる。」

「パートナーは「コスト」ではなく、「タレント」と考える。」

このタレントという捉え方は、本当に素晴らしいと思う。

「私自身、やりがいを持ってもらう事が必要だと考えている。
 まさに、相田みつをさんの「人間だもの」そのものだ。」
「結局、必要なのは、その人の「人格」を認める事に尽きる。」

これも、まさにその通りだと思う。

ひとりの人として認め、敬意を払い尊重する。
信頼し、誠実に接する。

今年5月に、改正女性活躍推進法が成立した。
この法令を、女性に限らず、あらゆる働き手の事を
考えるベースとしたいものだ。

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2019年7月16日 (火)

最大出力で超最大効果

イタリアオペラの発表会で気づいたが、
体の使い方が、まだ省エネ状態の模様。

生まれてこの方、何をするにしても、
以下を大事にして来た。

「最小の出力で最大の効果を生み出す」

これは、経済原則に基く合理的な捉え方。

競技にしても受験しても、ここまで行えば
ハードルをクリア出来ると思えば、
後は力を抜く。

力を温存し、次に備えた方が賢明。

しかし、これは、よく考えると、競う相手が
居る時の話し。

一方、芸術の世界は、天井知らず。
相手は自分。
自分を極めるために、力加減は禁物。

分かっているようで、分かっていなかった。
これが、今回の10年目のイタリアオペラ
発表会で得た、最大の収穫。

下半身の力を抜く事なく、最後まで
歌い切る事が必要。

「最大の出力で、超最大の効果を創造する」

これで初めて、自分の限界を超える事が
出来る。

体は、まさに正直。
頭での理解に止まっていた。

本当に、大きな気づきを得た。

改めて、イタリアオペラを行っていて
良かったと思った。

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2019年7月15日 (月)

18回目のイタリアオペラ発表会終了

昨日、18回目のイタリアオペラの発表会が終了した。

今回は、私にとって記念すべき発表会だった。
レッスン開始後、10年目の節目の発表会。

それ故、これまでで最も熱心に練習に取り組んだ。
曲想を掴むため、課題曲をネットで何度も視聴。
また、日本語訳を調べ、歌詞の理解に努めた。

ここまでは、これまでと同じ。

違った点は、歌詞を手帳大に作成し、電車の中
でも、どこでも、すぐに見れるようにした事。

歌った曲は、2曲とも、トスティが作曲した作品。

トスティには、以前から親しんでいたが、今回は
少し難しい曲にチャレンジ。

L'arba separa dalla luce l'ombra(暁は光から)
Nont t'amo piu(君なんかもう)

両曲とも、3連音符のオンパレード。
テンポも掴み難ければ、言葉も多く、口が回らない。
そのため、伴奏合わせも、3回に及んだ。

口からやっと自然に歌詞が出て来るようになって
前日を迎えた。

しかし、ここで問題が発覚。
歌う分数を計るため、伴奏時に録音した歌を
聴いたが、何か違和感が。

そう、出だしはいいのだが、息継ぎの前に声が小さめに。
これは、体から力が抜けている証拠。
前から注意していたが、省エネの癖がまだ抜けていない。

本番では、出来るだけ注意して歌ったつもり。
しかし、どれだけ出来て居ただろうか。

今回は、先生の方で、CD録音されたとの事。
次回のレッスン時に、共に確認する事になっている。
心して、聴く事としたい。

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2019年7月 4日 (木)

吾往かむの境地

日経ビジネスで、NTTデータ相談役の岩本敏男氏が、
自身の矜持として、孟子の漢詩を上げられていた。

自反而縮 雖千萬人 吾往矣
(みずからかえりみてなおくんば、せんまんにんと
 いえども、われゆかむ)
:自分が本当に正しい道だと信じたら、たとえ千万人が
 反対しても、突き進む。

なんと、力強い言葉ではないか。

しかし、この「正しい道」を見極める事が難しい。
信念と独善は、まさに紙一重。

信念を「正しい道」に昇華させるには、
幾多の自己検証が必要。

稲盛和夫氏の言葉を借りれば、「天地神明に誓って
正しいと言えるか」の世界。

岩本氏は、続いて、こう記されていた。

「自分が「正しい道」だと信じていない限り、
 相手を説得する事など出来ない。」
「腹を割って話せば、理解し合える。」

「そのためには、自分自身が「成熟した人間」になる
 必要がある。」
「話しが通じないのは、相手のせいではなく、
こちらの努力が足りないからだ。」

「自分の使命を認識し、自信を持って決断出来れば、
 後悔はしない。」

「孟子が言うように、自らを省みて、
 正しい道を見つける事が大事だ。」

まさに、我意を得たり。

信念を正しい道と捉えられる、成熟した人間となれるように、
今後も自らを鍛えて行きたい。

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2019年7月 3日 (水)

「One Dallar Out」の精神

日経ビジネスに、カルビー会長兼CEOであった松本晃氏の、
経営に対する10の考え方の一つが示されていた。

「1ドル/100円でも、会社のお金を私的に使えばクビ」

引き続き、こうも書かれていた。

「大事な事は、誰のお金をどのように使い、
 顧客にどう報いるかという事。」
「社内不正を防ぐ最大の方策は、正しい考え方を徹底する事。」

「耳にたこが出来てもまだ言い続ける位でないと、
 正しい考え方は会社全体に身に付かない。」

「これは、不正の問題だけではない。」

「私は、カルビーの社内に示した「10の考え方」の中に、
 「正しいことを正しく」という言葉も入れた。」
「判断や行動に迷った時は、「自社の得になるか」ではなく、
 「何が正しいか」から考えようと言った。」

異口同音に、同じ事を多くの賢人が語っている。

カルビーでは、2012年11月、スナック菓子に
ガラス片が混入する事件が発生した。

この事態に対し、対象商品を出荷停止とし、
店頭商品を全品回収した。
2000年に発生した、参天製薬の目薬全品回収を彷彿とさせる。

「これが正しいことを正しく実行する考え方であり、
 顧客に報いる姿。」
「何よりも、そこまで正しさを大事にする姿勢を
 見せる事が社員の気持ちを変える事に繋がる。」

「言葉だけでは分からない。行動で範を示し、
 厳しさを実感してもらう事で、社内に緊張感も生まれる。」
「不正を防ぐ最短の道は、なれ合わず「正しさ」を
 大事にする風土を作る事だ。」

しっかりと、肝に銘じたいものだ。

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2019年7月 2日 (火)

マウステープで喉の保護

仕事で疲れると、寝て居るときに口で呼吸を
している様子。

出張中、特にホテルで寝ている時が、要注意。
ただですら乾燥している部屋で口呼吸をすると、
喉が乾いてガラガラとなる。

その結果、いろいろな支障が出てくる。

風邪を引いたり、声が出にくくなったり。
この二つがダブルで襲って来ると、悲劇。
数年間に、ドクターストップを受けた事がある。

今年も、7月の中旬に、イタリアオペラの発表会がある。
そして、直前まで宿泊出張が入っている。
タイミングが悪い事、この上ない。

ここは、対策を考えねば。
と言う事で、今回購入したものがマウステープ。

口の上下を、布製のテープで止める。
ただこれだけ。

以前から知ってはいたが、試していなかった。
しかし、今回の発表会は、ぜひ絶好調で臨みたい。

購入したテープを、自宅で試してみた。
結果は、上々。
一晩、剥がれる事なく、貼り付いていた。

しかし、コツも発見。
強く引っ張って貼ると、次第に痛さが増して来る。
少し緩い感じで貼ると、自然な感じ。

布製は、通気性も考慮しての事か。
確かに、痒くはならなかった。

有効に活用して、喉の保護に役立てたい。

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2019年7月 1日 (月)

「中2日の休息」に納得

昨日の(日)、パーソナルトレーニングの、
14回目の更新契約を行った。

約3ヶ月で1契約となるため、単純計算で39ヶ月、
つまり3年超の期間、継続してパーソナルトレーナーに
付いて来た事になる。

ここまで、よく続いて来たものだ。
週1回、1時間のハードトレーニング。
マンツーマンだから、手が抜けない。

腹筋・背筋を主とした、体幹トレーニングが中心。
脚や肩・腕も含まれる。

元々は、フェンシングを再開した事による、
インナーマッスル系と瞬発力の強化がテーマだった。

これらは、現在も継続したテーマだが、それに止まらない。
最近は、持久力や忍耐力も、同時に鍛えられている。

行っている時は、何とかギリギリで、メニューを
こなしている。

しかし、当日夕刻に、やたら眠気が襲って来る。
そして、翌日が疲れのピーク。
仕事が入っている時は、大変。

3日目が、筋肉痛のピーク。
4日目で、やっと普通に戻る。

「中2日の休息」とは、よく言ったものだ。
4日目が、超回復の日。
この日は、別のジムで、ウエイトトレーニングに励む。

2つのジムが、健全な体と精神維持の源泉になっている。
今後も、引き続き、続けて行きたい。

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