知識の前に意識
致知出版社のメーリングリストに、
「トヨタ生産方式」の生みの親である
大野耐一氏の言葉が紹介されていた。
「知識を与える前に、意識を植えつけろ」
知識は確かに有効。
しかし、常にある事象を前提としている。
その事象が変われば、もうその知識は使えない。
環境変化が激しい昨今、自ら考える意識が必要。
上記の言葉は、それを指していると思った。
置かれた状態における、よりベターな解を
求め続ける意識づけだ。
より広い「問題意識」を持たせる。
その上で、「当事者意識」を喚起する。
また、高い視座に基く「役割意識」を醸成する。
それが、やがて「危機意識」につながる。
意識にも、いろいろある。
管理者は、部下の能力開発と共に
意識の深化を図っていく事が大事。
まさに、個別対応が、求められている。
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