« リーダーのコミュニケーションとは | トップページ | 受け流しの極意 »

2019年7月20日 (土)

知識の前に意識

致知出版社のメーリングリストに、
「トヨタ生産方式」の生みの親である
大野耐一氏の言葉が紹介されていた。

「知識を与える前に、意識を植えつけろ」

知識は確かに有効。
しかし、常にある事象を前提としている。
その事象が変われば、もうその知識は使えない。

環境変化が激しい昨今、自ら考える意識が必要。
上記の言葉は、それを指していると思った。

置かれた状態における、よりベターな解を
求め続ける意識づけだ。

より広い「問題意識」を持たせる。
その上で、「当事者意識」を喚起する。

また、高い視座に基く「役割意識」を醸成する。
それが、やがて「危機意識」につながる。

意識にも、いろいろある。

管理者は、部下の能力開発と共に
意識の深化を図っていく事が大事。

まさに、個別対応が、求められている。

|

« リーダーのコミュニケーションとは | トップページ | 受け流しの極意 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« リーダーのコミュニケーションとは | トップページ | 受け流しの極意 »