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2019年7月17日 (水)

女性活躍推進について

日経ビジネスの経営者等賢人のコラムは、
本当にいろいろな事を考えさせてくれる。

今回も、女性活躍推進について、ヤオコー会長の
川野幸夫氏の考え方に、深く共鳴した。

「当社では、パート従業員の方々を、以前から
「パートナー」と呼んで来た。」

これは、私が部下をパートナーと考えて欲しい
と管理職の方々に訴えて来た事に通じる。

「正社員とパートナーでは、賃金に差がある。」
「ただし、当社のパートナーには、空いた時間を
 有効に使って仕事をしたいという人が多い。」
「いわゆる不本意非正規社員ではない。」

「重要なのは、性別や雇用形態に関係なく、
 従業員に働き甲斐を感じてもらう事。」
「パートナーの方々は、地域のニーズや慣習に長けている。」
「この力をお客様に向けて活かしてもらう事が、
 店舗の魅力につながる。」

「パートナーは「コスト」ではなく、「タレント」と考える。」

このタレントという捉え方は、本当に素晴らしいと思う。

「私自身、やりがいを持ってもらう事が必要だと考えている。
 まさに、相田みつをさんの「人間だもの」そのものだ。」
「結局、必要なのは、その人の「人格」を認める事に尽きる。」

これも、まさにその通りだと思う。

ひとりの人として認め、敬意を払い尊重する。
信頼し、誠実に接する。

今年5月に、改正女性活躍推進法が成立した。
この法令を、女性に限らず、あらゆる働き手の事を
考えるベースとしたいものだ。

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