女性活躍推進について
日経ビジネスの経営者等賢人のコラムは、
本当にいろいろな事を考えさせてくれる。
今回も、女性活躍推進について、ヤオコー会長の
川野幸夫氏の考え方に、深く共鳴した。
「当社では、パート従業員の方々を、以前から
「パートナー」と呼んで来た。」
これは、私が部下をパートナーと考えて欲しい
と管理職の方々に訴えて来た事に通じる。
「正社員とパートナーでは、賃金に差がある。」
「ただし、当社のパートナーには、空いた時間を
有効に使って仕事をしたいという人が多い。」
「いわゆる不本意非正規社員ではない。」
「重要なのは、性別や雇用形態に関係なく、
従業員に働き甲斐を感じてもらう事。」
「パートナーの方々は、地域のニーズや慣習に長けている。」
「この力をお客様に向けて活かしてもらう事が、
店舗の魅力につながる。」
「パートナーは「コスト」ではなく、「タレント」と考える。」
このタレントという捉え方は、本当に素晴らしいと思う。
「私自身、やりがいを持ってもらう事が必要だと考えている。
まさに、相田みつをさんの「人間だもの」そのものだ。」
「結局、必要なのは、その人の「人格」を認める事に尽きる。」
これも、まさにその通りだと思う。
ひとりの人として認め、敬意を払い尊重する。
信頼し、誠実に接する。
今年5月に、改正女性活躍推進法が成立した。
この法令を、女性に限らず、あらゆる働き手の事を
考えるベースとしたいものだ。
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