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2019年8月 4日 (日)

部下のサーバントとなれ

日本レーザー会長の近藤 宣之氏が、
日経ビジネスの中で、こう述べられていた。

「部下のサーバント(召使い)となれ」

サーバントリーダーシップ論が唱えられて
久しいが、その生きた姿に改めて接した。

「上司は、サーバントという意識で、
 部下から挨拶される前に、こちらから部下に
 挨拶する事。」

まさに、部下を下から支える心得があって
出来る行動。

「取引先を失ったと部下が言って来ても、
 3秒間は天井を見てから、「ありがとう」と言う。
 それで、社員は必死になって取り返そうとする。」

これは凄い。
「どうなっているんだ」と叫ぶのが、関の山。

「25年間、赤字になった事はない。
 社員に、圧倒的な当事者意識が出来たから。」

これは25年間以上、サーバントの姿勢を貫いたという事。
当事者意識は、プロ社員に繋がる。

「火事場のばか力は、普段から会社に大切に
 されていると言う実感があってこそ、出て来るもの。」

孫子の兵法に、兵卒を愛育せよという言葉があるが、
まさにこれ。

長の名の付く人間は、懐の深さを試されている。

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