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2019年9月 3日 (火)

聴きながら書くことが大事

研修を行う際、ホワイドボードにキーワードを
体系立てて図解する事が多い。

テキストに書いてある概念を、分かり易い表現
に替え、他の言葉との関係性を図解して行く。

これは、受講者お一人おひとりの理解深耕と共に、
議論する際の、共通理解を促す事を狙いとしている。

しかし、ここに問題が発生する。

1日研修はともかく、2日研修や3日研修となると
ホワイドボードに書く量が増えて来る。

一度書いた図に、書き足す事も出て来る。

そうすると、前に書いた言葉の意味が十分に理解
出来ていない場合、書き足した言葉との関連性が
把握出来なくなる。

挙句の果てに、頭が混乱する事に。

そうならないよう、重要な事は繰り返し話しているが
それでも、理解出来ない方が残念ながら存在する。

この方々は、書くことに集中し、私の話しを聞いて
いない場合が多い。

そこまで行かない方々は、書きながら聞いている。
でも、時々聞き逃し、真意を把握し損ねる事も。

優秀な方々は、聴きながら、書いている。
この場合は、頷きが見られる。

さらに優秀な方は、聴いて考えながら書いている。
自分で思いついた事を、書き足しながら。

書くことだけに集中する。
書きながら聞く。
聴きながら書く
聴いて考えながら書く。

書く作業に没頭し、楽をしない事が大事だ。

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