聴きながら書くことが大事
研修を行う際、ホワイドボードにキーワードを
体系立てて図解する事が多い。
テキストに書いてある概念を、分かり易い表現
に替え、他の言葉との関係性を図解して行く。
これは、受講者お一人おひとりの理解深耕と共に、
議論する際の、共通理解を促す事を狙いとしている。
しかし、ここに問題が発生する。
1日研修はともかく、2日研修や3日研修となると
ホワイドボードに書く量が増えて来る。
一度書いた図に、書き足す事も出て来る。
そうすると、前に書いた言葉の意味が十分に理解
出来ていない場合、書き足した言葉との関連性が
把握出来なくなる。
挙句の果てに、頭が混乱する事に。
そうならないよう、重要な事は繰り返し話しているが
それでも、理解出来ない方が残念ながら存在する。
この方々は、書くことに集中し、私の話しを聞いて
いない場合が多い。
そこまで行かない方々は、書きながら聞いている。
でも、時々聞き逃し、真意を把握し損ねる事も。
優秀な方々は、聴きながら、書いている。
この場合は、頷きが見られる。
さらに優秀な方は、聴いて考えながら書いている。
自分で思いついた事を、書き足しながら。
書くことだけに集中する。
書きながら聞く。
聴きながら書く
聴いて考えながら書く。
書く作業に没頭し、楽をしない事が大事だ。
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