「運気を磨く」読了
久しぶりに、田坂広志氏の著作を読んだ。
それが、「運気を磨く」。
運気を「引き寄せる」ではなく、「磨く」と
されている所に、田坂氏の想いが込め
られている。
とても奥が深い。
その思想を敢えて一言で言うと、「絶対肯定」。
まさに、人生で起こる事、全て良き事と
捉える考え方を持つ事が大事という事。
良きも悪しきも、全て深い意味がある。
覚悟を決めてそう捉えると、
道が拓かれて来る。
なぜならば、我々の心の奥底には、宇宙の
根源である「ゼロ・ポイント・フィールド」に
繋がる「超時空間的無意識」の世界があるから。
この世界は、我々が「神」と呼び「仏」と呼び
「天」と呼んできたもの。
そして、この世界こそが『真我』と呼ぶべき
我々の本当の姿。
我々の人生を導いているのは、実は我々自身
であった。
この真我の世界、稲盛和夫氏の著作「生き方」
の中にも著されていた。
ここまで行くと、まさに悟りの境地。
しかし、どんな不幸な出来事が起こっても、天からの
授かりものとして受け止める事が出来るだろうか。
自分自身の事ならまだしも、これが心から愛する
孫に起きた出来事だったらどうだろう。
冷静な自分で居れる自信は、全くない。
「人生で起こる事、全て良き事」
まだまだ、先は遠そうだ。
| 固定リンク
コメント