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2019年10月27日 (日)

「運気を磨く」読了

久しぶりに、田坂広志氏の著作を読んだ。
それが、「運気を磨く」。

運気を「引き寄せる」ではなく、「磨く」と
されている所に、田坂氏の想いが込め
られている。

とても奥が深い。
その思想を敢えて一言で言うと、「絶対肯定」。

まさに、人生で起こる事、全て良き事と
捉える考え方を持つ事が大事という事。

良きも悪しきも、全て深い意味がある。
覚悟を決めてそう捉えると、
道が拓かれて来る。

なぜならば、我々の心の奥底には、宇宙の
根源である「ゼロ・ポイント・フィールド」に
繋がる「超時空間的無意識」の世界があるから。

この世界は、我々が「神」と呼び「仏」と呼び
「天」と呼んできたもの。

そして、この世界こそが『真我』と呼ぶべき
我々の本当の姿。

我々の人生を導いているのは、実は我々自身
であった。

この真我の世界、稲盛和夫氏の著作「生き方」
の中にも著されていた。

ここまで行くと、まさに悟りの境地。

しかし、どんな不幸な出来事が起こっても、天からの
授かりものとして受け止める事が出来るだろうか。

自分自身の事ならまだしも、これが心から愛する
孫に起きた出来事だったらどうだろう。

冷静な自分で居れる自信は、全くない。

「人生で起こる事、全て良き事」

まだまだ、先は遠そうだ。

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