« ラグビーワールドカップに学ぶ | トップページ | 購入!Xmasカウントダウンカレンダ― »

2019年11月 6日 (水)

「CASE」から「SPACE」へ

日経ビジネスの「時事深層」は、本当に興味深い。
直近号の記事は、自動車業界が、さながら時代の
移り変わり目に来ている事を示していた。

2016年、独ダイムラーがパリモーターショーで
「CASE」という言葉を発表した。

C(Connected):通信接続、A(Autonomous):自動運転
S(Shared&Services):共有化&サービス、
E(Electric):電動化の頭文字を取った言葉。

これを受け、ノーベル化学賞を受賞した旭化成の
吉野彰名誉フェローが、CASEがもたらす将来像として
「2025以降、AIEV(人工知能が運転する無人自動車)が、
マイカーにとって代わる」と9/23(月)の講演会で語られた。

そして、10/25(金)から始まった東京モーターショー。
CASEに、P(Platform):基盤を加えた「SPACE」が新たな
キーワードとして浮上しているとの事。

各社がハコ型のコンセプトカーを示し、「移動空間」
としての車の価値をアッピールし始めた。

これは、自動運転や共有化が普及すれば、"移動手段"
としての車は価値が下がるが、"移動空間"と定義すれば
新たなサービスの展開が期待出来る事を指している。

スズキでは、皆で寛ぐ居住空間の延長として捉え、
日野では、シャーシとボディを切り離し、ボディー部分を
朝は通学バス、昼はレストランとして活用する等。

また、トヨタでは、共有化と共に"所有"も主張。
豊田章男社長の話しが面白い。
「自動車の誕生で馬車はなくなったかも知れないが、
競走馬は残っている。」

これは、競走馬として、電動スポーツカー「e-RACER」を
引き合いに出した表現だ。

この先一体、どのような世界が待っているのだろう。

間違いない事は、各方面の技術革新が、ある時合体し
その時、一気に時代の流れが変わって行く事。

どこまでこの変化について行けるのか、少し不安になった。

|

« ラグビーワールドカップに学ぶ | トップページ | 購入!Xmasカウントダウンカレンダ― »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ラグビーワールドカップに学ぶ | トップページ | 購入!Xmasカウントダウンカレンダ― »