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2019年11月 5日 (火)

ラグビーワールドカップに学ぶ

9/20(金)から熱戦が繰り広げられた
ラグビーワールドカップ日本大会。

素晴らしいプレイと共に、数々の学びを
与えてくれた。

①多様性(ダイバーシティ)
国籍がなくても一定の条件で代表選手になれる。
今回は、31名中16名が国籍または出身が外国。
まさに、国籍を越えた「適材適所」の人材配置。

②献身性
「One For All All For One」。
各自の持ち味を生かし、組織に貢献する。
各ポジションでの「分業」を活かしつつ、
臨機応変に他の役割も担って「協業」する。
日本代表チームの、「ONE TEAM」が光った。

③自律性
変幻自在に転がる楕円形のボール。
予測不可能な状況には、指示を待つのではなく、
その場での「主体的自律的行動」が求められる。

④健全性
激しくぶつかり合う中でも、自分を見失う事なく
感情を適切に抑制する。
ここでは、「アンガーマネジメント」が求められる。
日頃の心身の鍛錬が、基礎となる。

⑤公平性(フェアネス)
ハードな攻防であるが故に、ルールも厳格。
まさに、「コンプライアンス」の世界。
そして、試合が終わればノーサイド。
お互いに「敬意」を払い、称え合う。

こう見ると、本当に学ぶべき点が多い。

組織論の観点のみならず、個人を育成する観点、
自らを律する観点等、マネジメントの要素が
目白押し。

そういう意味では、今回のラグビーワールドカップは
大変意義深いものだった。
多くの方々に、感動と再考の機会を与えてくれた選手や
関係者の方々に、大いに敬意を表したい。

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