これが太田雄貴氏の歩む道か
日本フェンシング協会会長である、太田雄貴氏が
著された、以下の本を読了した。
「CHANGE 僕たちは変われる=日本フェンシング協会が
実行した変革のための25のアイデア=」
太田氏と言えば、皆が知る2008年北京オリンピック
男子フルーレ個人の銀メダリスト。
その後、2013年9月に、来年開催される東京オリン
ピックへの招致で、招致チームに参加し成功。
2016年、選手を引退。
2017年7月、31歳で日本フェンシング協会会長に就任。
目まぐるしく変わる環境の中で、これまでの日本に
おけるフェンシング競技のあり方に一石を投じて来た。
この本は、会長としてのこれまでに取組み内容を
本音で語った貴重な記録だと思った。
一言で言うと、「凄い!」。
まさに、これに尽きる。
到底、ここで書き切れる内容ではない。
よくぞここまで、チャレンジされて来たと思う。
太田氏の芯の強さがよく分かる。
実は、2年前、小学生対象の太田雄貴杯で、
太田氏の話しを直近でお伺いした事がある。
体から凄いエネルギーを発していて、
さすがの私も、声を掛け損なった程。
私も60歳を過ぎて、フェンシングを再び志し
始めたが、なかなか思うように進まない。
太田氏とは違う形で、日本でのフェンシングの
普及や進展に貢献したいと思っているが、
果たしてどこまで出来るか。
太田氏の思いが世の中に受け入れられ、
フェンシングが、これまでにない形で、
人々に受け入れられる事を、願うのみである。
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