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2019年12月22日 (日)

盆栽職人のデモ見学

先日、今年最後の打合せが終わった。
始まったかと思ったら、あっと言う間に年末が。
本当に、時間が過ぎるのは早い。

打合せを行った場所は、JR宇都宮線沿線の土呂。
首尾よく進んだため、少し時間に余裕が出来た。

という事で、近所にある大宮市盆栽美術館へ
足を運んだ。

受付で入館手続きをしている時、案内を受けた。

「今、2階の部屋で、盆栽作りのデモを行っています。
是非ご覧になって下さい。」
「時間は、どの程度ですか。」
「始まってすぐなので、後45分位です。」

一瞬ためらった。
しかし、デモを行っている方に興味を持った。
何と、アメリカの方という事。

さっそく2階へ出向いた。
お年を召した方が中心だったが、15名程いらした。

前方のテーブルで、まさに盆栽の作成中。
匠な日本語で、盆栽の作り方をレクチャーされていた。

時々、「どうですか」と質問を投げ掛け、
皆の反応を見ながら、はさみを入れている。

この方は、盆栽職人のアダム・ジョーンズ氏。
30歳後半位か。

これまで5年間、盆栽村の蔓青園(まんせいえん)で
修行を積まれて来たとの事。

盆栽の季節感や文化についても、語っていらした。
これは、凄い。

盆栽が世界に認められた芸術とは知っていたが、
実際に盆栽にたずさわっている外国の方に出会うと
何か複雑な気持ちになった。

一体、どちらが本当の日本人?
でも、とても有意義な時間を過ごさせて頂いた。

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