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2019年12月14日 (土)

知識よりも行動

少し前、致知出版社のメルマガで印象に残った記事があった。

それが、劇作家の高見澤潤子氏の話し。
内容は、兄である評論家の小林秀雄氏の逸話。

「もの知りになる必要はない。」
「学者は、knowledgeだけあって、wisdomがないから駄目だ。」

生きるため、知識(knowledge)はもちろん必要。
だが、心の動きや賢さである知恵(wisdom)は、それ以上に大切。
更に、小林氏は理論よりも行動を重視した。

何かせずに居れない気持ちは、愛情や尊敬から起こる。
頭の中の考えだけでは、その気持ちにはなれない。
相手を愛情で本当に理解しなければ、真の実行は出来ない。

理を知るは、行いを通して真に培われる。

ここまで読んで、これはまさに、陽明学の「知行合一」の考え
と同一だと思った。
記事は、続いてこう記載されていた。

「実行には、理論より豊かな何かが含まれている。」
「現実を重んじるというより、現実を敬う心がある。」

知行合一では、行動を通し、天に通じる心を修める点を
本旨としている。

行動する場が、修行の場。
これを、「事上磨 錬」と言う。
行動を通し、自分の心を磨いて行く。

最後に、人間をみるという事は、実生活の具体的な行動を
みる事であるとされていた。

心して置きたい言葉である。

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