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2020年1月30日 (木)

「正射必中」の極意

致知出版社のメルマガで、素晴らしい言葉と出会った。
それが、「正射必中」。
これは、弓道の教えとの事。

この言葉を胸に、経営に活かした方が紹介されていた。
その方は、高級チョコレートメーカーである
ゴディバ・ジャパン社長のジェローム・シュシャン氏。

社長就任から5年で、売上高を2倍に伸ばしたと言うから凄い。
その「正射必中」の経営の神髄を、語られていた。

「日々行う事に、ベストを尽くす。
 これが今、日本の会社で1番足りない所です。」

「上から命令されても、やる気は出ないでしょう。
 明るく楽しくと一所懸命の、両方が大事です。」

「結果ではなく、プロセスを求めるのは、弓道の教えに
 基づいています。」

「弓道には、「正射必中」という言葉があります。
 正しく射られた矢は、必ず的に当たるという意味です。」

「矢を放つ前に、当たるかなと思っていると失敗します。」
「しかし、結果に気を取られず、練習した事を淡々と、
 一所懸命やれば、必ず的に当たります。」

「弓道では、矢を放つまでのプロセスを大切にしています。」
「プロセスを正しく行えば、結果は必ず付いて来ると。」

この過程を徹底する事が、大事なのだろう。
もっと言うと、矢をつがえる前に、勝負は決しているのかも。

的に正対する前の厳しい鍛錬と、天命を待つ静かな心。
ここに至って、必中の極に達すると思われる。

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