「正射必中」の極意
致知出版社のメルマガで、素晴らしい言葉と出会った。
それが、「正射必中」。
これは、弓道の教えとの事。
この言葉を胸に、経営に活かした方が紹介されていた。
その方は、高級チョコレートメーカーである
ゴディバ・ジャパン社長のジェローム・シュシャン氏。
社長就任から5年で、売上高を2倍に伸ばしたと言うから凄い。
その「正射必中」の経営の神髄を、語られていた。
「日々行う事に、ベストを尽くす。
これが今、日本の会社で1番足りない所です。」
「上から命令されても、やる気は出ないでしょう。
明るく楽しくと一所懸命の、両方が大事です。」
「結果ではなく、プロセスを求めるのは、弓道の教えに
基づいています。」
「弓道には、「正射必中」という言葉があります。
正しく射られた矢は、必ず的に当たるという意味です。」
「矢を放つ前に、当たるかなと思っていると失敗します。」
「しかし、結果に気を取られず、練習した事を淡々と、
一所懸命やれば、必ず的に当たります。」
「弓道では、矢を放つまでのプロセスを大切にしています。」
「プロセスを正しく行えば、結果は必ず付いて来ると。」
この過程を徹底する事が、大事なのだろう。
もっと言うと、矢をつがえる前に、勝負は決しているのかも。
的に正対する前の厳しい鍛錬と、天命を待つ静かな心。
ここに至って、必中の極に達すると思われる。
| 固定リンク
コメント