オペラの発声がきつい
イタリアオペラのレッスンが、一段高いレベルへ。
と言っても、難しい曲へ進んだ訳ではない。
逆で、ボイストレーニングを徹底して行う事に。
先日は、1時間のレッスン時間が、全て発声練習だった。
インナーマッスルを総動員。
特に、肺周辺と下半身の筋肉を、かなり使った。
終わったら、へとへと状態。
全身の筋肉を、発声のために連携させる。
これは、競技だと認識し直した。
どの種目も、プロと言われる方々は、
この連携プレーを、効果効率的に行っているのだろう。
これまでも、全身を使う事が大事である事は、理解していた。
しかし、出来ていたかと言われると、残念ながら
出来ていなかったと言わざるを得ない。
録音した自分の歌を聞いて、フレーズの語尾が
消えて行く事には気づいていた。
対策は、語尾まではっきり発音する事だと思っていた。
しかし、今回、これが認識違いであると覚った。
「発音」ではなくて、「発声」が出来ていなかったのだ。
つまり、全身の筋肉を、歌うために集中させて
いなかったと言う事。
俗に言う、「口先で歌う」状態に近かった模様。
目指している発声は、達人に通じる。
どこまで、迫れるだろうか。
気負わず、でも着実に歩んで行きたい。
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