広尾倶楽部を卒業
「えぇ、退会するのですか!」
フロントのリーダーであるYさんが、叫んだ。
5/1から休会していた、ウエルネスクラブである
広尾倶楽部。
設備もスタッフも、超1流のジム。
「この1か月間、考えた末の結論だよ。」
「そうですか。本当に残念です。」
コロナのお蔭で、私の生活パターンが変わってしまった。
新しい世界に挑むため、5月末で広尾倶楽部を卒業しようと。
前職の法人会員で3年間。その後、3年間のブランクの後、
個人会員で復帰し12年間、合計15年間お世話になった。
振り返れば、独立当時、私を精神的に支えてくれた施設。
トレーニングをしている時は、何も考えずに筋肉と向き合う。
頭の中がリセットされ、心身共にリフレッシュ出来た。
楽しかったスタジオレッスン。
透き通った水をたたえたプール。
ジャグジーやミストサウナ等、本当に心が和んだ。
「また、遊びに来て下さいよ。メンバーのゲストとして。」
私の担当インストラクターだったNさんが
話しを聞きつけて、ジムエリアからフロントへ来られた。
「なるほど、その手があったね。
すると、2度と会えなくなると思う必要はないね。」
皆と別れるのが非常につらいと思っていたので、
Nさんの一言で、救われた感じがした。
その後、ジムエリアとプールエリアへ出向き、
その場に居たインストラクターの方々にご挨拶。
最後にサロンとフロントで、スタッフの方々にご挨拶。
「別れの言葉は言わないよ。
また、お会い出来る時を、楽しみにしています。」
これでまた一つ、人生の節目を経る事になった。
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