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2020年9月27日 (日)

台湾IT担当大臣に思う

コロナ禍下における国民への効果的なマスク供給で、
一躍有名になった、台湾IT担当大臣のオードリー・タン氏。
先週の日経ビジネスに、談話が掲載されていた。

まず感心したのが、その見識の広さ。
自分の考えを、しっかりと持って答弁されていた。

「デジタル化と言っても、従来のやり方をデジタルに
 置き換えた「デジタイゼーション」に止まるつもりは
 ありません。」
「我々が目指しているのは、「デジタライゼーション」
 と呼ばれる、デジタル技術を使って、新たな社会の
 基盤や様式を構築する事です。」

「台湾では、「ブロードバンドは人権」と言う考え方
 をします。」
「誰もが必要とするサービスに関しては、社会主義
 的な発想に基づき、平等に権利を付与しています。」

「デジタルテクノロジーは、我々を「距離」や「空間」、
 「時間」と言った概念から解放しました。」
「そして、人と人が繋がったり、モノや思想を共有したり
 する事が簡単になったと思います。」

「将来世代に、より多くの選択肢を残す事が出来る
 社会を築いて行きたいと思っています。
「「持続的な成長」を目指す事が、将来世代の選択肢を
 増やす事に繋がります。」

これらに対して、日本の歴代のIT担当大臣の貧弱さ。
パソコンを使った事がない人が、どうしてIT担当大臣に
なれるのか、本当に不思議。

その後のIT担当大臣も、先陣を切って、このデジタル
時代を切り開いて来ているとは言い難い。

今回、総理大臣に就いた菅総理。
遅蒔きながらデジタル庁を新設するとの事。
遅きに失する感もするが、ぜひ進めて頂きたい。

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