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2020年11月19日 (木)

思考の三原則

致知出版社のメーリングリストに、
「思考の三原則」が掲載されていた。

提唱された方は、故安岡正篤(まさひろ)氏。
昭和期、佐藤栄作氏を始め、多くの政治家や
経済人が教えを受けた東洋思想家。

安岡氏は、東洋、西洋の古典や歴史に精通し、
その教えの中から生きる上での原理原則を説かれた。
その一つが、「思考の三原則」。

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私は物事を、特に難しい問題を考えるときには、
いつも三つの原則に依る様に努めている。

第一は、目先に捉われないで、
出来るだけ長い目で見ること、

第二は物事の一面に捉われないで、
出来るだけ多面的に、できれば全面的に見ること、

第三に何事によらず枝葉末節に捉われず、
根本的に考えるということである。

目先だけで見たり、一面的に考えたり、
枝葉末節からだけから見るのと、

「長期的」「多面的」「根本的」に考えるというのとでは
大変な違いがある。

物事によっては、その結論が全く正反対ということに
なることが少なくない。
我々は難しい問題にぶつかる度に
此の心掛を忘れてはならぬ。

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変化の時代に、まさに正鵠を射たご指摘。
心して臨みたいと思う。

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