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2020年11月15日 (日)

究極の質問

5歳の孫の優真が、ますます虫に夢中だ。
夏はセミだったが、今はコオロギ探し。

しかし、声はすれど姿は見えず。
セミのようには捕獲が出来ない。

先日、七五三で神社へ行った時、
袴姿で大木の下にうずくまっていた。
手には、アブラゼミの羽が。

「じいじ、セミは居なくなってどこへ行ったの。」

究極の質問が来た。

「生まれる前に戻ったんだよ。」
「ふ~ん。それはどこ。」

「魂は天に上り、体は地に戻ったんだよ。」
手を胸に当て空を見上げ、それから手を
地面にさらした。

「ふ~ん。」

「優真も、5年前には影も形もなかった。
 でも、今、ここに居る。
 そして、いつか、元に戻るのさ。」

「じいじも同じ?」

「そう、じいじも同じ。
 だから一緒に居るこの時間を、大事にしようね。」

難しそうにしていた顔が、ぱっと明るくなった。

「帰ったら、一緒に遊ぼ。」

そう来たか。
しかし、優真と遊んでいる時間は至福の時。
疲れるけれど、これに勝る喜びはない。

「分かった、ぽかぽか広場へ行こうか。」
「うん!」

力強い返事が、返って来た。

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