田坂氏のウェビナーで納得
今日、田坂広志氏のウェビナーを自宅で受講した。
ウェビナーとは、WebとSeminarを組み合わせた
造語で、オンラインセミナーの事。
今回の講義は、多摩大学大学院の特別公開講座。
田坂氏は、シンクタンク・ソフィアバンクの代表。
そして、多摩大学大学院の名誉教授でもある。
2005年独立当時から、田坂氏の著作は、数多く
読んで来た。
その中で、極め付きと思っているのが、以下の2冊。
「複雑系の知」「使える弁証法」
本日の話しの中でも、2冊の内容に言及されていた。
今日の演題は、「ネオ・リベラルアーツ(新たな教養
とは何か=危機の時代に人生を拓く「知の技法」=」。
大学院で1.5時間15コマの内容を、僅か1時間で
語ると言う離れ業。
仰ったのはエッセンスの部分だけだったと思うが、
私には十分理解出来た。
なぜならば、田坂氏とは、同じ思想を持つ人間だから。
・知と知の垣根を越えて、全体観を持って物事を捉える。
・クールヘッドとウォームハートを両立させる。
・知行合一から暗黙知を得る。
これらは、私が行う研修の中で、常に受講者の方々に
訴えかけている内容。
言葉は、更に平易な言葉を使っているが、中身は
一緒だと、今日改めて感じた。
さらに加えると、「自分の言葉」で語る事が大事。
それも、経験知に裏付けられている事が重要。
でないと、言葉だけが宙に浮いてしまう。
田坂氏の思想を、どのように広めて行けばいいのか。
深い思想ゆえ、一般受けはしないのかも知れない。
しかし、私は、これが真実だと思っている。
私も、田坂氏の思想を、私の事として訴えて行きたい。
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