人間力と仕事力
3月に読み終わった「365人の仕事の教科書」の
カバーに、「人間力と仕事力」という言葉が
印刷されている。
実は、この言葉、京浜東北線内で掲示されて
いた広告で、カバーに印刷されている事を
改めて再認識した。
と言うのも、私は、本を購入したら、書店を
出ると同時に、カバーを捨ててしまうから。
読書を、電車の中で、つり革に掴まりながら
する事が結構多い。
その際、単行本が重たいため、カバーから本が
滑り落ちてしまう事があったので、これを防ぐため。
一方、文庫本や新書は、カバーを付けたまま。
このカバーにあった人間力と仕事力は、まさに
表裏一体の関係だと認識している。
実際に生きていくためには、「仕事」をして
収入を得る必要がある。
しかし、収入は、他者貢献をして、結果として
得られるもの。
多くの方と接し、お役立ちするためには、
それに見合う、自らの「人間」としての成長が不可欠。
パソコンに例えると、
仕事力は、アプリケーションソフト(AP)。
高い水準の結果は、高機能なソフトから生まれる。
人間力は、オペレーティングソフト(OS)。
いくらAPが高機能でも、ベースとなるOSが
バージョンアップされていないと、機能しない。
人間力を高めるとは、自らの「人格」を高める事。
不断の努力が、求められる。
仕事力は、時務学で高め、
人間力は、人間学で研鑽する。
両者を、バランスよく高めて行きたいと思う。
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