「声」ではなく「音」を出す
イタリアオペラを習い始めたのが、2010年1/9(土)。
11年が経過し、レッスン回数は542回に及んでいる。
発表会は21回経験し、合計41曲を歌って来た。
一方で、レッスンは厳しさを増すばかり。
先生は優しい方だが、レッスンは厳しい。
1時間のレッスンは、発声練習がほとんど。
体の使い方の、徹底指導を受ける。
実際に歌うのは、最後の5分~10分程度。
いつも言われている事がある。
「声」を出すのではなく、「音」を出す。
体を楽器と考え、如何に響く音を出すか。
頭部の空洞に共鳴させる事が大事。
そのために、姿勢をしっかりと保つ。
「最大限の力」で「最良の音」を出す。
姿勢を保つためには、息継ぎの時に脱力する
事なく、一瞬で息をつく。
体全体を、上に引っ張り続ける。
言うは易し、行うは難し。
これが出来るようで、出来ない。
講師の仕事では、歯切れのいい「声」を出す
事が求められる。
歌唱では、逆の事をしなければならない。
筋トレでは、ウエイトを上げた後、
脱力して体をリラックスさせる。
歌唱では、途中でのリラックスは禁物。
その上で、今の3大テーマが、以下のとおり。
● 体を縦に伸び上がらせる。
(首と背骨を伸ばす。)
● 歌う時に、先を急がない。
(その瞬間瞬間を丁寧に、ゆったりと構えて歌う。)
● 聴衆に、先を感じさせないように歌う。
(声に厚みを持たせる。)
今日のレッスンも、頑張って来たい。
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