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2021年5月29日 (土)

ジョブ型雇用がもたらす世界

コロナ禍に伴うテレワーク等により、
働き方に変化が生じて来ている。

それに伴い、最近よく目にするように
なった言葉が、「ジョブ型雇用」。

従来、日本の企業で行われて来た
「メンバーシップ型雇用」に対する
雇用や働き方のチェンジを意味している。

簡単に言えば、ジョブ型は、仕事に人を付ける、
メンバーシップ型は、人に仕事を付ける事。

以前から、人事の世界では、職務基準や
職能基準をキーワードとして、雇用や給与
昇格等の場面で、取り上げられて来ていた。

今回は、より大きな観点で脚光を浴びている。
少子高齢化に伴う生産性向上のニーズや、
グローバルな競争に打ち勝つために、
優秀な人材を、内外から集める視点。

単なる人事制度の改訂ではなく、経営や事業の
あり方を、根本から見直す事が求められている。

「雇用」と付いているのは、経営資源としての
人の側面から、経営の変革を言及した内容だから。

これは、個人が、自らの働き方やあり方を、
自分が主体となって考える事も意味している。
しかし、よく考えると、これが本来の姿。

個人は、本来、会社と対等な存在。
相互を活かすパートナーと捉えるべきだろう。

制度の是非よりは、確立した自分を形成する
基盤が整って来たと思う方が、自然である。

「腕」を磨く(まず経験値を得る):技
「頭」を高める(その上で知識を知恵に昇華する):心
「体」を鍛える(さらに自ら困難に臨む):体

個々人が覚醒する基盤が、やっと整いつつある
ように思う。

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