« 久しぶりのリアル研修 | トップページ | 「のどミスト」の効果に希望の光 »

2021年5月16日 (日)

これが職人か

プラモ展示用のアクリル棚を支える脚を
木材で作成した時、お世話になった方が居る。

それが、私が行きつけの、DIY店のKさん。

「155mmで切り揃えて頂きたいのです。」
「丸鋸の歯の厚さで、若干差が出るよ。」

「そこを何とかして下さい。棚脚なので。
 20本、全てぴったり155mmでお願いします。」

「(むむむ)・・・。」

900mmの棒材4本を、各棒ごとに155mmずつ
5つに切り分ける事になる。

端から順に切り分けて行けば、歯厚のロスを
一方の端の方で調整出来る。
手数が掛かる事を承知した上でのお願い。

作業室から、丸鋸で木材を切断する音が
リズムよく聴こえて来る。
作業が、順調に進んでいるようだ。

「出来たよ。メジャーで確認してみて。」
「おお、20本とも、全てジャスト155mmだ!」

機械で切るとは言え、1本1本切る訳だから
正確に合わせるのは、やはり難しい。

「20カットしたけれど、棒材4本をまとめて
 切った事にして、5カット分の料金でいいよ。」
「えっ、本当ですか! ありがとうございます。」

何と、注文どおりに切って頂いた上に、1/4の料金。

Kさんにお世話になるのは、今回で2回目。
以前お願いした時も、いい仕事をして頂いた。

「次回も、Kさんにお願いしたいと思います。」

屈託のない笑顔が、返って来た。

|

« 久しぶりのリアル研修 | トップページ | 「のどミスト」の効果に希望の光 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 久しぶりのリアル研修 | トップページ | 「のどミスト」の効果に希望の光 »