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2021年7月20日 (火)

禅に臨む

最近、ふとした事から、禅に関する本を
再び読んでいる。

その本は、「人生を照らす禅の言葉」。

致知出版社の月刊『致知』に連載されていた
横田南嶺氏(臨済宗円覚寺派菅長)執筆の
「禅語に学ぶ」を一冊の本にしたもの。

数々の禅語と共に、横田氏の経験や
想いに裏打ちされた、生き方やあり方が
記載されている。

コロナ禍で生活が激変の現在、今後の
心の置きどころを探る数々の言葉が
紹介されていた。

これまでは、論語等、中国古典の儒教に
親しむ機会が多かった。
しかし、儒教は教えであり、宗教ではない。

禅は仏教であり、宗教の世界。
釈迦の言葉を達磨大師が禅を通し広めた。

禅は、普通は坐禅を組んで行う。

心を静め開き、もう一人の自分と向き合う。
その中で、永遠の命と出会い、自分の存在を
確認する。

一方、他書によると、椅子禅、立禅、歩行禅等
の方法も紹介されていた。
生活の中での簡易法かも知れないが、一計である。

私の場合は、トレーニング禅を行っている。

無心となって、バーベルを上げる。
無心となって、トレッドミルを歩く。
無心となって、自重の腹筋を行う。

自分を構成する70兆個の細胞と会話する。
お互いに助け合い、生きている喜びを感じ合う。
心が解放され、永遠の宇宙に広がって行く。

形に囚われず、自分なりの禅を求めて行きたい。

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