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2021年9月 1日 (水)

創造性は語彙の豊富さから

創造性は、どこから生まれて来るのか。

致知出版社の人間力メルマガによると、
これを、実験で明らかにした方が居る。

その方は、読書が脳に与える効果を実証して
きた川島隆太さん。

「脳科学的に見ても、読書を通じて語彙を
 蓄えるというのは、とても大事な事です。」

「実験で驚いたのは、創造性が脳のどこから
 生まれて来るのかを調べたら、 脳の語彙を
 格納する部位と言葉を扱う部位でした。」

「言葉ではなく、イメージを膨らませて
 何かを生み出す時もそうなんですね。」

「ですから、創造する高次な活動も、全て
 その人の語彙がもとになっていると言うのが
 実験を通じての僕の結論なんです。」

これは、湯川秀樹博士の
「創造性の発現には、相当大量の語彙の蓄積が
 必要だ」との言葉に通じるとの事。

なるほど、やはりそうねと思った。
言葉は言霊。言葉には、魂が宿る。

その言葉のベースとなるのが、語彙。
語彙力を身に付けると、自分のオリジナルな考えや
想いを、自分の言葉で語る事が出来る。

また、相手の感動や納得を得るために、さらに
相手の言葉に置き換える事が可能。

これは、私がマネジメント研修で、管理者の方々に
常に言い続け来た事。
 
ポリシー(信念)、ミッション(使命)、ビジョン
(ありたい姿)を、生きた自分の言葉で語る。
管理者は、ストーリーテラー(語り部)であるべきと
おっしゃった方も居る。

古典に立ち戻り、豊富な語彙を身に付けて行きたいものだ。 

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