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2021年11月27日 (土)

「知る」と「出来る」の違い

今は、本当に便利な世の中になった。
ネットにアクセスしたら、瞬く間にいろいろな
情報や知識を得る事が出来る。

しかし、これが怖い所。

知った事で、出来ると勘違いしてしまう。
「知る」事と「出来る」間には、深い谷がある。

知る事は、物事の一断面を見たに過ぎない。
それが出来るようになるためには、体験による
多面的な理解が必要。

失敗を恐れず、行動する事により、初めて
体得する事が出来る。

研修を行う時にも、これは最初に強調して
受講者の方々にお伝えしている。

私が今日伝えた内容を、鵜呑みにしない。
自分で検証し、その上で、気づいた事を
ぜひ行動に移して欲しいと。

「行動のトリガーを手に入れて、
 明日、さっそく引いて頂きたい。」

「どんな些細な事でも結構です。
 行動しなければ、今日1日が無駄になります。」

これは、陽明学の知行合一の考え方にも通じる。

知ると行うを、分けて二つの事としてはならない。
知行は一体、紙の裏表のような関係である。

知行合一、これは私自身の生き方にもなっている。
どうかなと思った事は、まずやってみる。
行う過程で、いろいろな気づきと学びを得る。

うまく行かない事も多々ある。
しかし、それが次の行動の基礎となってくれる。

行動する勇気を持つ事が、最も大事と思っている。

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