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2021年11月16日 (火)

サービスの本質

マーケティングの教科書に、サービスと言う商品は、
以下の特性を持っていると記されている。

① 無形性
② 生産と消費の同時性
③ 変動性
④ 消滅性

初めて目にした時には、ピンと来なかった。
しかし、研修の仕事を16年続けていると、
なるほどと思い当たる事が多々ある。

研修テキスト等は存在するが、内容の伝え方が大事。
同じ研修でも、講師により受講者の評価が違って来る。
説明方法は、まさに「無形」だ。

また、研修は、言うならばライブショー。
その場に居て、初めて講師の迫真が体感出来る。
「生産と消費」の感動が、まさに同時に進む。

ライブショーだからこそ、その場の状況で
講師が話す内容も「変動」する。
特に、気づきを促す研修は、その傾向が顕著。

そして、研修終了と同時に、解散となる。
つまり、集いの会が、その時点で「消滅」する。

ただし、それは物理的な世界での出来事。
実際には、知って、分かって、気づいた事が
心の中で、その後も生き続ける。

そして、それを行動として現す事が最も重要。
研修の成果が活かされる瞬間だ。

研修の内容が、受講者の心に引き継がれる。
気づきという形で、新たな命が吹き込まれ、
その方の行動として、世の中に役立って行く。

一過性ではない、ダイナミックな動き。

研修というサービスは、実は提供が終わった時点が
本当の出発点なのかも知れない。
今日も、その心を持って研修に臨みたい。

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