今後のキャリア再考
コロナ禍の中、世の中の状況が大きく変化した。
仕事環境だけではなく、生活環境も様変わり。
今後の生き方について、戸惑っている方も多いだろう。
私自身も、70歳を4年後に迎えるに当たり、
今後の仕事の方向性について、これからの
環境変化を見通し、日々熟考している。
自分の軸をなす価値観に変わりはない。
問題は、その実現をどのように具体化し行動するか。
現在の延長線上か、新たな世界を切り拓くか。
私が作った「キャリア開発の法則」というものがある。
その上の巻①が、『卒業の法則』。
ひとつの仕事を、成し遂げたかどうか。
自分に課した課題をクリアし、代えがたい成果を得て
更なる高みを目指すベースが構築出来たか。
達成する度に、キャリアにくさびを打ち込んで行く。
自分史を刻むと共に、自信にもつながる。
この法則を進めるに当たっては、留意点がある。
卒業のタイミングを見極める事。
早過ぎて中途半端では、真に得るものがない。
遅過ぎては、時代の流れに乗り遅れる。
環境変化激変の中、しっかりと自分の状況を
都度見詰め直し、取組みが弛んでいると思ったら
自分にプレッシャーを掛ける事も必要。
実は最近、キャリアの相談を受ける事が多くなって来た。
皆、ニュアンスは違うかも知れないが、未来が
ますます不透明になる中、同じように迷っているのかも。
クライアントと共に、卒業の時が来たのかどうかを、
お互いに考えて行きたい。
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