「記録」と「記憶」
コロナ禍が収まらず、世の中も物騒な動きが絶えない。
閉塞感が漂い、心が重く暗くなりがちだ。
このような時、私は青空を大きく見上げる
ようにしている。
自然の息吹を、全身で感じるため。
奄美大島でダイビングをしていた時は、
感じる対象が、海、山、空だった。
まさに、5感で大自然を満喫する感じ。
しかし、今は、ダイビングを休止中。
なので、現在住んでいるさいたま市では、
「空」に絞ってという事になる。
特に最近は、早春の青空が、心を和ませてくれる。
白い雲に、鳥たちが自由に飛ぶ姿。
何気ない景色だが、この平和を、とても有難いと思う。
余りに美しいと、ついスマホに手が行く。
この素晴らしい風景を、写真に撮っておきたいと。
つまり、「記録」しようと。
人に見せたい時は、なおさらだ。
しかし、この『瞬間』しかないと思った時は、
控えている。
その瞬間は、2度と訪れない。
ならば、心眼で見て、瞼に焼き付けておこうと。
そうすれば、目を閉じれば情景が蘇る。
心の「記憶」。
自分ひとりの、宝もの。
心が清められ、澄み渡って行く。
これからも、感じ取る事を、
大事にして行きたい。
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