誰のために仕事をするのか
キャリア研修を行う時、いろいろな側面から
自分を見つめて頂く。
代表的な側面が、興味、能力、役割の切り口。
さらに、自らの価値観や使命まで踏み込む事もある。
近年はコロナ禍のため、自宅で仕事をする
テレワークが普及して来た。
そのため、仕事と生活の線引きが、ますます
不透明になりつつある。
このような状況下で、今後のキャリアを、
どのように捉えて行けばよいのだろうか。
ビジネスキャリアとライフキャリアを融合して
捉える観点が、ますます重要になって来ている
ように思う。
そこで、改めて自らに問い掛けて頂きたい質問が
「誰のために仕事をするのか」。
会社のため、仲間のため、家族のため等
いろいろあるだろう。
しかし、一番に目を向けて頂きたい相手が「自分」。
自分を高めるために仕事をする。
それが、結果として自分を取り巻く方々に
数々の光明をもたらす。
言葉を変えると、自己貢献が他者貢献に通じる。
真摯に自分に向き合い、自己研鑽を積む中で
自分の存在や使命を見出して行く事が可能となる。
仕事を、自分を高める手段と捉える。
さらに言うと、今行っている仕事を、自分の夢の
実現のためのステップと考える。
ならば、自分の「夢」とは、何だろうか。
これは、キャリアビジョンの設定に当たる。
一生を掛けて成し遂げたい事。
それが、世の為人の為となる。
妥協なしに、考えて行きたいものだ。
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