プラモデル道に学ぶ
少し前まで、プラモデル作成に拍車が掛かっていた。
1日の内、空き時間は、ほぼ作成室に閉じこもり、
プラモデルに相対峙する日々。
しかし、宇宙戦艦ヤマトシリーズの艦船に搭載する
艦上戦闘機3機を同時作成する途中で、はたと止まってしまった。
作成途上の機種は、1/72コスモゼロα2山本機、
ブラックバード加藤機、同無人機。
全て、コスモゼロα1古代機がベースとなっている。
既にコスモゼロα1は完成させているため、
同型機の作成要領は、習得済み。
なのに、なぜかストップ。
完成度のハードルを、上げ過ぎたのかも知れない。
コスモゼロα1を作成した後、ここはこうした方が
もっと良かったと思った点が、いくつも見つかった。
これらを全てクリアして、なおかつ各機種の特徴を活かす
作り方をどうすればよいか、徹底的に検討した。
まず、α1は飛行形態としたが、α2は格納形態、加藤機は飛行形態、
無人機は着陸形態を選ぶ事とした。
こうなると、選択する部品·組立順序が違って来る。
同時に、塗装色·塗装方法も工夫が必要。
つまり、同時に作成するとなったら、考える事が多過ぎたと言う事。
最初は、こんなに多岐に渡って考えなければならないとは、
思っても見なかった。
逆に、手間が省けると思っていたのだ。
これが、「分かる」事と「出来る」事の違いだなと、改めて思い知った感じ。
さらに言うと「分かったつもり」になっていただけ。
つまり、本当の事は、分かっていなかったと言う事。
実際、やってみて初めて理解出来る事が、何と多い事か。
この事が改めて認識出来たので、この先は、1機ずつ集中して
作成に取り組んで行きたいと思う。
こう見ると、プラモデル道も、実に奥が深い。
今後も、楽しみながら学びを深めて行きたい。
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