気分転換の心得
最近、コンプライアンス研修で「アンガーマネジメント」を章として設定し、
解説する事が多くなっている。
コロナ禍を契機としてリモートワークが増えている現在、世の中では
パワハラが増えて来ているとの事。
パソコン越しだと、心理的距離がますます遠のく。
気持ちがすれ違い、お互いにストレスが溜まり、ある時、感情が爆発する。
これでは、本も子もない。
上司としては、対策を練る必要がある。
現代社会は、ストレスに満ち溢れており、避ける事は出来ない。
その時重要な事は、ストレスを溜めない事。
いい意味での「ガス抜き」の手段を、多く持つ事が大事だ。
小まめに、ストレスのガスを抜いて行く。
お勧めなのは、趣味を持つ事。
趣味を持つと、いい事がいくつかある。
① いやな事を忘れる事が出来る。
② 仕事以外の人脈が出来る。
③ 人生を豊かにする事が出来る。
①は、上述のガス抜き。
②は、同好の方から、さらに進み「同志」を得る事に繋がる。
③は、①②の効果から、心が清め高められる。
趣味がないと仰る方には、自分史を紐解く事をお勧めしている。
幼少の時まで遡ると、必ず当時夢中になったものが見つかるはず。
それを、復活させればいいだけ。
私自身も、現在熱中しているものは、全て小学生時代に
楽しみ入れ込んでいたものばかり。
永く続ける中で、いろいろなものが見えて来る。
気分転換は、人生を豊かにする大事なキーワードだと思う。
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