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2023年2月13日 (月)

「パラレルワールドの法則」読了

今回、興味深い本を読んだ。
それが、「現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則」。
村松大輔氏の著書。

スピリチュアル系の本なのだが、量子力学の観点から訴求されている。
著名な研究者の仮説を基に、独自の見解を加え、我々の生き方・あり方を
科学的な論拠に基づき説いておられる点が、とても興味深い。

この1年間の放送大学の講義でも、量子つまり素粒子の一片を学んだ。
超微細な素粒子の世界は、未知の現象に満ち溢れた摩訶不思議な世界。
人智を超越した、しかし実験により存在する事が証明された事象の世界だ。

一方、素粒子はものを構成する最小単位であると同時に、
広大な宇宙を構成している基本物質でもある。
という事は、宇宙全体を理解するためには、素粒子の理解が不可欠。

詳しい記述はここでは出来ないが、素粒子の世界を辿って行くと、
ゼロポイントフィールドやサムシンググレートと呼ばれている
この宇宙のエネルギーの源に行き着く事になる。

ゼロポイントフィールドやサムシンググレートは、多くの学者が
論説しており、村松氏も触れられているが、まだ仮説の領域。
しかし、偉大なる自然の力の存在は、皆が認める所でもあるだろう。

さらに、村松氏の言う「観測」や「意図」が、量子論により同時に
存在する複数の世界(パラレルワールド)を乗り換えるトリガーとなる。

つまり、『強い思い』が、自分の人生を、並行して別に存在する世界に誘う。
肯定的に考えれば肯定的な世界に、否定的に考えれば否定的な世界に
自らを導き、人生という世界のあり方が大きく変化する事となる。

私も、「思いが人生を変える」と言う捉え方は、体験からも実感していた。
そして、その思いを言葉(言霊)として、自分の中で念ずる。
それが波長として周りに共鳴し、支援者や活躍の場が与えられて来る。

村松氏の考えのように、これらが素粒子の動き方から必然的に生じる
ならば、全てのつじつまが合うようにも感じる。

こうなると、物理の世界だけではなく、宗教や哲学等の思考の世界も、
いつか量子論によって統一される日が来るのかも知れない。

宇宙の真理と人間が描いて来た深淵な世界、それらが量子によって
解き明かされる。
これは、神の領域に足を踏み入れる事になるのか、怖い気もする。

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