筋肉を守れば体も脳も一生現役!
月刊「致知」最新号で、連載『大自然と体心』まで読み進めた時、
以下のタイトルに、ぐっと惹かれた。
「筋肉を守れば体も脳も一生現役!」
京都大学名誉教授である、森谷敏夫氏が著されている。
年を取っても筋肉は維持でき、さらに適度な運動で増やせるとの事。
筋肉が、体全体の健康、ひいては脳や心の健康にもポジティブな影響を
もたらし、最期まで豊かな人生を送る鍵だと仰っている。
要介護となる原因は、認知症、心臓血管系の病気、運動器の機能低下。
これらを乗り越えるには、薬よりも圧倒的に運動が効果的。
筋肉は、適度な刺激によって、健康長寿によい生理活性物質を分泌する。
一番有効なのが、筋トレと有酸素運動の組み合わせ。
という事で、以下のメニューを紹介されていた。
① メリハリをつけて、ウォーキングをする。
→「ゆっくり歩き」と「速歩」を、繰り返す。(3分毎に切り替え、1日合計20~30分)
② 階段を見たら、感謝して昇る。
→「階段」と「踊り場」で、めりはりを付ける。(街中で習慣づける。)
③ メリハリ・スクワット
→「正しいやり方」で行う。(1セット20~30回)
④ タンパク質を、しっかりと摂る。
→「朝」に多く摂るのが最適。(昼間の活動により、筋肉が増える。)
締め括りとして、「長寿」と「長命」の違いについて、力説されていた。
「避け難い病気や事故は別として、準備を怠ったために自分で移動等が
出来ない状態で生き永らえても、それは長〝寿〟と言えるでしょうか。
命があるだけでは、長〝命〟でしかありません。」
「長寿の根本は、自分がどういう生き様をしたいかという信念と、
知的な健康管理です。」
この最後の「信念」と「知的な健康管理」が、キーワードだと思った。
特に、「知的」に自分なりの対処法を考え、それを「健康管理」の名の下に、
実行し続ける事が重要なのだろう。
モチベーションが下がった時、支えてくれるのが揺るぎない「信念」。
最後は、自分の生き方やあり方に立ち戻る事となる。
心して、対応して行きたいものだ。
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