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2023年6月 4日 (日)

「世界の大問題13」読了

先日、「知らないと恥をかく世界の大問題13」を、読み終えた。
著者は、ジャーナリストである池上彰氏。

角川新書として、2009年の初刊から毎年発行されている。
これまで、継続して購入し、読んで来た。
平易な文章で著されているので、とても読みやすい。

経年で読んでいると、大事は点は繰り返して解説して
くれているため、過去の書を読み返す必要はない。

今回の本は、2022年6月に発行されたもの。
買う時期が、いろいろあって大幅に遅れてしまった。
そのため、1年前を振り返る感じで読んだ。

そこで感じた事は、この1年の間にも、世界はどんどん
動いていると言う事。
当たり前ではあるが、変化のスピードがさらに上がっている。

本の副題が、「現代史の大転換点」となっていた。
それは、言わずと知れたロシアのウクライナ侵攻が
もたらした数々の悲劇と各国の動き。

この先、本当に世界はどこへ向かって動いて行くのだろうか。
道を歩み誤ると、人類の滅亡に繋がる最悪シナリオも。

国際情勢は、公開されている情報だけでは計り知れない。
むしろ、水面下での交渉が推移を決する事も、
これまでの歴史が物語っている。

という事は、我々一般人が、時の為政者の意思決定に
関与する事は、不可能なのだろうか。

この5月に、G7の首脳が、原爆被災地である広島で集った。
被災者の生の声も聴いたとの事。
この方々の声が、さらに世界に届く事を願いたい。

宇宙科学を学んでいると、地球や生命の存在が
まさに「奇跡」中の「奇跡」である事がよく分かる。

進化生物学者である木村 資生(もとお)氏によると、
この宇宙に1個の生命細胞が生まれる確率は、
1億円の宝くじが100万回連続で当たる確率になるとの事。

そして、この地球上には、Moraによると870万種が生息している。
これらの生命そのもの存亡が、「現代史の大転換点」の今、
問われているのではないかと、切実に思う。

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